由布院のご一行様上山へ
一昨日、由布院の旅館関係者15名ほどが、3泊4日の研修旅行の初日に葉山温泉に一泊していかれました。一行は、由布院温泉の今日の発展の礎を築いた、中谷健太郎氏を頭に県内に3泊4日の研修旅行に来たのでした。由布院と上山の交流は、随分と濃厚なものがあり、今回寄っていただいたのは、今までのお付き合いがあればこそで大変ありがたいことです。
私も2度ほど、中谷さんの宿(亀の井別荘)にお邪魔したことがあります。残念ながら、料金が1泊3万円ほどですので泊まったことはないのですが、その都度中谷さんから、含蓄のある中谷哲学を伺ったものです。カリスマというにふさわしい方と言えます。
中谷さんたちは、「住んでいる人が住みやすいと感じる町こそ優れた観光地」という信念のもと、自衛隊演習場移転反対運動やダム建設反対運動、環境保全運動、時には選挙運動など地域の生活環境を守るための運動を継続してきました。それは、行政に依存しないで、時には行政と対峙しながらの取組みでしたが、自分達が住む地域は自分達でつくるという熱い思いが底流にあったのでした。その辺の活動の記録は、復刻版の「花水月(はなみずき)」という本に綴られています。
「花水月(はなみずき)」は昭和45年頃の活動を記録したまちづくり誌ですが、それを読めば、今日の由布院の繁栄は、一朝一夕でできたのはなく、30年もの長い取組みの成果であることが理解できます。
一方上山は、私にすれば、まだ、まちづくりの種を蒔いたばかりだと思っています。ちょっと酷な言い方をすれば、今まで市民の自立的な動きがあまりなかったのではないかと思われます。
ですから、すぐに成果を求めないで、あきらめないでこれから息の長い取組みが必要だと思います。
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