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2007年12月31日 (月曜日)

今年1年お世話様でした

 今日は大晦日、大変お世話になりました。
 毎年、大晦日には川西町玉庭の「荘輔そばや」さんに行って年越しそばを買ってくるのが恒例になっています。10年位前でしょうか、たまたま入ったそばやのそばが上手くて、そしてそれまで農家をやっていたという親父の根性・生き方が気に入って以来毎年通っているのです。皆さんも一度行ってみてください。
 今年も行ってきましたが、雪はさすがに多かったです。昨年は舗装路が出ていたような気がします。
 さて、今日は、2軒、弔問に行ってきました。それぞれ、1月4日と5日に葬儀があります。年末に亡くなると何かと大変です。今日の上山の火葬場は、山形市と山辺町の人も火葬も請け負ったという話でした。ご冥福をお祈りいたします。
 ただ今午後8時。先ほど、坊平のライザスキーワールドの友人から、山で宴会しているから上がって来いと電話がありました。宴席は大分盛り上がっているようでした。仲間と一緒に大晦日に飲めるのは幸せなことですね。ライザでは、明日元旦はイベントをやるそうです。

 明日からまた新しい年が始まります。心気一転頑張りましょう。少し息切れする人は、ほどほどに頑張りましょう。それでは良いお年をお迎えください。

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2007年12月27日 (木曜日)

刑事裁判傍聴

 昨日、山形地方裁判所で行われた刑事事件の証人尋問を傍聴してきました。この事件は、昨年3月5日に鶴岡市でアパートに放火し、結果して夫を死なせてしまった事件です。夫は日本人、妻は中国人。殺人罪は適用されず、傷害と放火の罪に問われているようです。被告は、火災の火傷により声帯がやられ、声が出すのが大変らしい。
 このたびは、中国から実の姉が来て証人として尋問を受けることになり、私ども国際ボランティアセンター山形の有志が、カンパをして滞在中の費用を援助することになった経過があります。今回のような、外国人が被告なった場合の裁判は、費用、言葉、証言者や支援者の確保など日本人と比べ様々なハンデがあります。
 裁判の傍聴は今回が初めてでしたが、テレビドラマで見ているのであまり違和感がなく傍聴できました。裁判員制度に対応するため、今までの裁判所の裏手に新しく刑事裁判用の法廷を作り、今回はそこで行われました。山形では所持品などのチェックもなく出入り自由ですが、東京では、以前法廷内で殺人があったため、今はボディーチェックがあるそうです。
 証人の実姉は日本語がまったくできないため、通訳が入りました。
 姉の証言によれば、被告は、やさしく、明るく、おおらかな性格だったそうです。それが、2004年4月に結婚のため来日してから性格が変わってしまったとのこと。事件前日は、被告が姉に3回電話をし、「怖い、不安だ」と泣き声で訴え、かなりの興奮状態が伺えたということでした。
 途中10分間の休憩時間を入れて、尋問は2時間半に及びましたが、その間、被告はあくびを盛んにしていました。姉への反応はまったくなく、姉を姉と認識しているのかも定かでありませんでした。裁判官からの問いかけにも全く反応なしで、とにかく一言も発しないので何を考えているのか分らないのです。かなり人格破壊が進んでいるように見受けられました。
 亡くなった夫側の身内の方も傍聴に来ていましたが、被告の姉に声をかけるわけでもなく、ただ静かに見守り、検察官と言葉をかわして帰途に着いたのでした。
 今回の裁判は、通訳付きで行われましたが、通訳の訳が下手な上に誤訳もあり、かなり手間取っていました。通訳次第では、裁判の結果に重大な影響がでることもありますので、今回はイライラして傍聴しておりました。中国語のわからない私でも訳に問題があることが分ったのですから、今回の通訳はお粗末としかいいようがありません。
 次回は1月31日午前10時から開かれます。

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2007年12月22日 (土曜日)

由らしむべし 知らしむべからず

 今日、日本の財界人の祖というべき、渋沢栄一について書かれた、「論語とソロバン」という本を読んでいて、今まで間違って解釈していたことに出会いましたのでご紹介します。
 それは、「由らしむべし、知らしむべからず」と言う言葉です。これは、論語からきているのですが、私を含めて、間違えている人が多いようです。 
 以下は、ある方の解説です。そっくり引用しますので勉強してみてください。結構面白いものですよ。渋沢栄一については、改めて書き記したいと思います。

〔原文〕
 
子日、民可使由之。不可使知之
〔読み下し〕
 子()(のたま)わく、民(たみ)は之(これ)に由()らしむべし。之を知()らしむべからず。
〔通釈〕
 
孔子云う、「人民を政道に従わせることはできるが、一人一人にその内容を理解させることは難しい」と。
〔解説〕
 2500年前の封建時代も民主主義下の現代も、一般大衆の政治に対するセンスは、さほど変わっていないようです。ここでは「之」を政道と解しましたが、「伝統文化」ととっても「社会の習慣や規範」ととっても良いでしょう。

この章を「人民は黙って政治につき従わせておくべきで、いちいち内容を説明すべきものではない」と曲解している人に時たま出会わしますが、これは可(べし)・不可(べからず)を命令形(~せよ!~するな!)と勘違いしているんですね。(残念ながら日本の官僚は皆勘違いしているようですが)

ここで使われている可(べし)・不可(べからず)は可能形で、できる・できないの意味です。この文章に雍也第六141章をつないで読むと、一層意味合いがはっきりするのではないでしょうか。「民は之に由らしむべし。之を知らしむべからず。中人以上は以て上(かみ)を語るべきなり。中人以下には、以て上を語るべからざるなり。(人民を政道に従わせることはできるが、一人一人にその内容を理解させることは難しい。何故かと云うと、中根以上の人には高尚なことを云っても理解できようが、下根の人には高尚なことは中々理解できないからである)」と。論語の各章は、結論だけズバッと語られているものが殆どですから、他の章の文言を持って来てつなぎ合わせると、意味が一層鮮明になる所が結構あります。



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2007年12月21日 (金曜日)

山形県の文化レベル

 昨日、上山市の私の尊敬する某文化人から、「県には文化行政がないのか」と怒りの声をぶつけられました。
 その内容ですが、昨日の山形新聞朝刊に掲載された、最上川を世界遺産にしようという趣旨の県の一面広告についてです。広告依頼主は、山形県教育庁教育やまがた振興課世界遺産推進室でした。
 最上川の大きな写真の右側に、県民歌にもなっている昭和天皇の歌、「広き野を ながれゆけども 最上川 うみに入るまで にごらざりけり」、写真の左側には、松尾芭蕉の俳句、「五月雨をあつめて早し 最上川」。
 問題は、天皇の歌は、県民歌にもなっているのでいいと思うのですが、なぜ齋藤茂吉をはずして松尾芭蕉なのかということです。
 齋藤茂吉は、蔵王を父に、最上川を母に思い、歌を作った日本を代表する歌聖といわれる歌人です。大石田町で作った歌で教科書にも載っている有名な短歌、「最上川 逆白波のたつまでに ふぶくゆうべと なりにけるかも」。次の歌もいいです。「最上川の 上空にして 残れるは いまだうつくしき 虹の断片」
 地域に残る文化を世界遺産として登録し後世に伝えるという趣旨からすれば、どう考えても、松尾芭蕉ではなく、ふるさとの歌人 齋藤茂吉をはずずわけにはいかないと思います。県当局は、地元に対するこだわり、誇りはないのでしょうか。
 

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2007年12月20日 (木曜日)

議員の役割 矢祭町の試み

 今朝の朝日新聞に矢祭町の議員報酬の記事がありました。
 今まで20万円ちょっとの月額報酬だったのですが、今後は、議会へ出席した回数に対し、1回当たりの日当を設定して支給するというもの。
 このやり方だと、1回出席して3万円だとすると、年間30日程度なので、年額報酬は90万円ほどになると記事は伝えています。賞与もなくなるので、年収は3分の1以下になるようです。
 矢祭町は、「合併しない宣言」をした町として有名ですが、その分、徹底した合理化を進めてきました。議会も17人の定数を10人に減らす大胆さでしたが、今回の改革は、それ以上のインパクトがあります。議員のあり方そのものを問う改革であります。
 しかし、現在の矢祭町の議員は、ほとんどが農業で、自営業が1人とのことで、年金受給者も相当数いるでしょうから、経済的に暮らしていけなくなる人はいないのでしょう。
 この度の矢祭町の試みは、欧州の地方議会を真似したのではないかと思われます。欧州では、地方議員はボランティア的な位置づけになっていると聞いていますが、自治体の有り様も違うので、一概にどちらがいいかは判断できないと思います。
 でも、日本のように議員を専業として位置づけるのか、あくまで別に職業を持った上でのボランティアに位置づけるか、議論する価値はあります。
 議会を夕方6時から開会し、9時まですれば3時間が確保できます。議会がある日は、会社が配慮して3時で仕事上がりなどの措置をしてくれれば、仕事との両立は可能と思われます。有給休暇も配慮して取らせてもらうことも必要となりますが。
 もっとも、兼業になれば、議会のチェック機能や政策提案能力が落ちることは否めませんが、一生懸命にまちのために働く議員の姿は、市民の共感を得るものと思います。
 矢祭町のやり方において心配なのは、単に報酬を下げることを目的に日当払いにしたのではないかということです。矢祭町のやり方では、他に仕事をして暮らせる基盤がない人は議員になれないことになります。若い人も立候補しないでしょうし、できないでしょう。
 矢祭町では、議会などなくともいいと軽く見ているのかもしれません。実際、矢祭町のホームページには議会のページがありませんでした。
 私は今、議員報酬で生活していますが、他に仕事持って議会活動ができるような仕組みが作れて、社会的な合意が得られれば、私としては、欧州のようなボランティア議員がいいのではないかと思っています。この件については、まだまだ勉強が必要ですが。 

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2007年12月18日 (火曜日)

12月定例議会終了

 今日で12月定例議会が終了しました。しかし、いつも思うことは、各議員が大局的な立場で上山市の将来について、しっかり役目を果たしているかということです。これは、自戒の念も含めてです。
 実行するのは執行部、これに対し、議会は、勝手なことをいい放題。 ここにとどまっていては、議員ほど楽な商売はないということになります。
 議会が単なるチェック機関にとどまらないで、議会側から議案を提出して政策提言をするところまでいくことが、本来の議会の役割だと考えます。
 是非皆様のご意見を賜りたいと思います。しかし、市民の方々と話していて感じることは、市の現状に対してあまりにも情報が少なく、結果、誤った判断をしていることが多いということです。噂や風評に基づいて判断していることも多いのです。
 正しい判断は、正しい情報に基づいてなされます。間違った情報では、間違った判断に陥ってしまいます。ですから、市当局は、市民に対し、正しい情報を①的確な時期に、②丁寧に、③分かりやすく提供する義務があるのです。
 議会が終わりましたので、これから私なりに議会報告を作成し、渡せる範囲でお配りする予定です。

 ところで、昨日、2年ぶりに友人から電話をいただきました。彼は、53歳で、奥さんはタイ人、子どもが2人(中学生)で、2年間ブラジルでJAICAシニアボランティアとして日本語学校で日系人へ日本語を教えていました。そして、今年の夏に帰国したのですが、仕事がない。年齢で一発はねられることもよくあるそうで、やむなく彼は、某生命保険会社に1ヶ月前から勤めたということです。
 彼は、タイの難民キャンプで、日本に来るインドシナ難民に日本語を教えていた時期もあり、何とか国際協力関係の仕事をしたいと思っていたそうですが、山形では仕事にありつけないのが現実です。自分1人なら何とかなるでしょうが、家族を養うとなれば、それなりの収入がいります。英語ができ、ポルトガル語、タイ語も日常会話ができるスキルはありますが、仕事には結びつかないのです。皆さん、いい仕事があったら教えてください。

 このような就職の相談、結婚の相談(特に女性を紹介してくれという相談が多い)には、私も難儀しております。

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2007年12月17日 (月曜日)

アメリカと一緒のバスで破滅の道へ?

 温暖化防止バリ会議(COP13)が、温室効果ガス削減の数値目標も示されないままのロードマップを作成して閉幕しました。この会議は、正式には「気候変動枠組み条約第13回締約会議」といいます。
 京都議定書は、1997年の会議でCOP3でしたから、あれから10年が経過していることになります。残念ながら、日本はアメリカとともに削減に対し後ろ向きの姿勢と見られており、国際社会やNGO団体からも批判が強いのであります。
 今回の会議でも数値目標を掲げることに難色を示し、毎日新聞には次のような記事が載っていました。「今回の会議では、日本の存在感が薄かったことも気にかかる。米国追従のイメージが強く、リーダーシップを発揮したとは言いがたい」
 このままでは、地球は人の住めない星になることは、誰もが共通の認識としてあると思うのですが、経済の論理の前では、道理も通らなくなるようです。人類をもっと賢明になれよと言いたい。文明は発達しているのか、破滅に向かっているのか。
 今回の会議では、数値目標にこだわる欧州とアメリカの姿勢に大きな隔たりがありました。私は、いつまでもアメリカ型の生活は続けられないと思うので、欧州の声に耳を傾けたいと考えています。

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2007年12月15日 (土曜日)

スキー場開き

  昨日は、坊平のライザスキーワールドのスキー開きに行ってきました。議会からは議長以下5人が参加。猿倉までは雪もほとんどない状態で視界も良好でしたが、坊平に近づくとガスで視界が閉ざされ、辺りは真っ白。スキー場は、既に滑走に十分な状態で駐車場には車がたくさん止まっておりました。
 今のスキーは、昔と違い短いカービングスキーで、ここ何年もスキーをしていない私としては、新しく買わなければならないのですが、そんな必要はないのです。蔵王温泉と違い、ライザではレンタルが安いのです。お勧めは「手ぶらでスキー&スノーボード」。リフト1日件券きで、何と4,500円。リフト1日券は3,500円だからスキーと靴とウエアのレンタル料は1,000円ということになるのです。これならたまにしかスキーをしない人は、新しく買う必要はないというものです。スキー人口も少なくなっているということでしたので、どうか皆さんも足を運んでみてください。

 さて、みはらしの丘の開発を誰が計画したのかというコメントが寄せられましたので、私なりにご返答いたします。
 みはらしの丘の開発計画は、昭和60年頃のバブル期にあったようです。山形大学を移転しようという計画が発端だったとの話しもあるようです。正式に県・山形市・上山市が地域振興整備公団(現在の独立行政法人 都市再生機構)に事業認可申請書を提出をしたのは、平成8年度末で、平成9年度から用地取得開始し、区画整理事業の工事が始まったのは平成13年、分譲開始が平成15年からとなっています。
 そもそもニュータウン構想は、1万人以上の居住者で、日赤病院、東北福祉大の分校建設などの話しも出ていたはずですが、山形市の飯田や吉原などの宅地開発などの影響か、計画は縮小、今は、世帯数1,700、計画人口7,000人になっています。
 誰が悪いのか? 特定は困難でしょうが、言えることは、計画の立案から実施まで時間がかかり過ぎて世の中の動きに合わなくなってしまったものを中止することもできず、無理に進めてしまった結果がこうなっているということでしょうか。
 人口減少社会の中で、宅地は供給過剰気味になっているかと思いますので、いずれ住宅地からの用途変更をしなければならなくなることと予想しております。

 12月議会での質問に対する市長の回答を以下に要点のみ記載します。
1 行政評価システムの導入について
  業務棚卸しの手法を使って平成21年度から導入する予定。

2 みはらしの丘区画整理事業について
  平成23年度末までに11億2700万円で土地開発公社から買戻す。
  換地処分して本市に渡される土地の面積は、3.2haで内1.5haは須川調整池用地で、残り1.7haが宅地として23年度に販売開始される。区画数は66区画。
  販売の見通しは大変厳しいものと予想している。そのため、民間企業へ一括分譲も視野に入れている。土地の用途変更は、分譲の推移によっては変更もあるうるものと思う。

3 本市の今後の財政見通しについて
  平成17年度から21年度までの財政改善見込み額は、23億円に対し、7億6千万円上回る見込みである。しかしながら、国の三位一体改革の影響で、平成21年度の収支はようやく均衡が図られるものと予測している。22年度以降については、みはらしの丘区画整理事業や新清掃工場建設負担金、競馬場跡地への新たな財政需要、後期高齢者医療や介護保険の費用増などにより、収支バランスは厳しいと予測している。
  来年度から、公会計制度改革として、バランスシートを始めとした財務諸表を市民に公表する。

 

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2007年12月10日 (月曜日)

12月議会一般質問

 今日は、12月定例会の一般質問でした。7人の議員が質問に立ち、私は6番目で午後2時ちょっと前からの出番でしたが、傍聴者は1人のみで寂しい限り。
 私の質問内容は、①行政評価システムの導入について、②みはらしの丘区画整理事業について、③本市の今後の財政見通しについて、の3点です。
 現在、財政再建に懸命に取り組んでいる上山ですが、これに水を差すようなものが、みはらしの丘問題です。平成23年度末までに、現在、上山市土地開発公社の所有になっている土地を市として買戻さなければならないことになっており、その費用が11億2700万円というのです。みはらしの丘は、嶋地区の大規模開発の影響もあり、住宅地として売るのが大変な状況にあります。もし売れなければ、11億2700万円は丸々市の負債として残ることになります。第2の競馬場にならないことを祈る次第です。
 以下に、一般質問の第1問を掲載します。

1 行政評価システムの導入について
 私は、平成17年3月定例会の一般質問において、この問題について質問をした経過があります。その際の当時の阿部市長の答弁は、「庁内の上山市行財政改革推進本部の中にワーキングチームを作り、導入に向けて検討を始める」というものでした。その質問から2年9ヶ月が経過しておりますので、現在どのように作業が進捗しているのか、今後の導入までのタイムスケジュールはどうなっているのかについて伺うものであります。
 
前回の質問の時期は合併が破談となった直後の時期であり、この先市民と行政そして議会が一丸となって財政再建を始めとした新たなまちづくりを進めるためには、市民と行政の信頼関係を築くことが最優先される時期であると私は感じておりました。そして、市民と行政の信頼関係を築くためには、行政の透明性を確保することが大事であり、そのためのひとつの手法として行政評価システムを導入すべきでないか、つまり行政の透明性の確保という観点で質問をしたのでありました。これは、言葉を変えれば、行政の説明責任を果たすということであります。
 
今回の質問では、事業の厳選に視点を移し、限られた財源を効率的に使い、住民の要求を調整しながら客観的で公正に優先順位を付けて事業を行うという視点で質問をいたします。
 
平成15年の本市の臨時財政対策債を含んだ地方交付税の額は47億6900万円でしたが、翌平成16年度の「地財ショック」と言われる大幅削減を経て、昨年18年度には37億4100万円まで下がりました。
 
こういう国の厳しい締め付けの状況に加えて、少子高齢社会という社会状況も本市のような地方の小規模自治体を追い込んでいます。
 
福島大学の今井照(いまいあきら)教授が今年5月に行った試算では、30年後の人口は福島県で現在の人口の78.9%まで落ちる、秋田県は68.3%まで落ちるという結果になっています。これは、県全体の数字で、より都市部に人口が集まることを考えれば、町村ではもっと人口減少が進むと予想されます。
 
残念ながら山形県の数字は示していただけませんでしたが、本県も2~3割は人口が減るということが予想されます。
 
極めてショッキングなデータですが、一方で高齢化率は40%にもなるため、医療・福祉の費用は拡大、加えて日常生活の維持、買い物、ごみだしにも支障を来たす社会が到来するとことになると今井教授は指摘しています。
 
本市では、昨年3月に策定した第6次振興計画で平成27年以降の人口を35,000人に固定して設定していますが、17年4月末時点で36,330人、18年4月末で前年比369人減の35,931人、今年4月末で前年比452人減の35,479人、そして先月末時点で35,341人と減少しており、来年度中には3万5千人を切ることが予想されます。振興計画の人口設定を見直さなければならない情況でもあります。
 
これらのことから言えることは、自治体が今のままの仕事のやり方を続けていれば、自治体の仕事の守備範囲はもっともっと広がっていくわけです。「やることが増え、歳入は減る」という状況が待ち受けているのです。
 
そこで、「暮らし続けていける地域社会」をつくるためには、自治体の仕事のあり方を見直すことが必要となります。
 
まとめますと、一つには、自治体の仕事は、「あれもこれも」ではなく「あれかこれか」に厳選する時代に入ったということですし、二つには、自治体が担ってきた公共サービスを自治体以外の担い手に任せること、つまり自治体の仕事を、市民満足度を高めつつ、担い手の観点から仕分けをしていくことが必要な時代に入ったということであります。
 
自治体の果たす役割を市民と議論をし、自助・共助・公助のバランスを考慮して、自治体の仕事を地域・民間・市民団体にも分担していただく仕組みが模索されなければならない時代に本格的に入ったのではないでしょうか。
 
以下、このような時代背景を踏まえた上で、質問に入ります。
 
第一に、本市の導入に向けての進捗状況を伺います。また、現時点での課題は何か、さらに行政評価の手法は、全国の自治体で試行錯誤を重ねて模索しているのが現状のようですが、本市の目指している手法はどのようなものか伺います。
 次に、評価は、職員レベルの自己評価にとどまらず、市民を入れた第三者の委員会による評価が必要と考えますが、どのように考えておられますか。
 次に、市民に対し結果を公表し、市民の意見をいただくことは行政の説明責任という観点からも当然のことと考えますが、単なる行政の内部的な次年度の予算編成の資料にとどめるのか、市民への公表の仕方についても伺います。
 次に、既存事業でなく新規事業に着手するかどうか決める際の事前評価については、市民ニーズをどのようにとらえて行うのか伺います。
 
以上、行政評価制度は、市民に信頼される行政のために、そして行政の質を高め、同時に職員の政策形成能力を高めていくことにつながりますし、何より来る30年後の自治体の姿を展望するとき、今のうちから自治体の仕事の見直しに着手しておくべきと考えますので市長の導入についての積極的な考え方をお伺いするものです。

2 蔵王みはらしの丘区画整理事業について

 12月2日に、みはらしの丘から弁天交差点手前までの主要地方道山形上山線が4車線で開通したことにより、上山市内からみはらしの丘まで極めて短時間で行くことができるようになりました。
 
そのことは大変喜ばしいことですが、今後、みはらしの丘区画整理事業地内の住宅地の販売の可能性を考えるとき、私は頭が痛めてしまうのであります。
 
現在、みはらしの丘には、310世帯、1200人弱の人が居住しているということですが、計画では、1,700世帯、7,000人ということですから、この先、あの広大な土地はどのように活用されるのか、心配しております。
 
そこで質問ですが、現在、上山土地開発公社が所有する土地を本市が買い戻さなければならないと聞いております。
 
買い戻す土地の面積、買戻しの時期とそれに要する費用及びその調達方法について伺います。また、換地処分して本市に渡されるのは調整池と住宅地かと思いますが、その面積についても伺います。
 
次に、換地処分して本市に渡される住宅地の処分について伺います。この住宅地は、当然ながら住宅地として販売することになろうかと思いますが、何区画分としていつから販売する計画なのか伺います。
 
ここで問題なのは、現実の販売にあたっては、山形市嶋地区での大規模宅地開発などの影響もあり、当該土地の販売は困難ではないかと私個人は思うのですが、市長としては住宅地として販売できる見通しについてどのような所見をお持ちなのか伺います。
 
次に、もし、売れ残るような場合はどうなるのか、塩漬けで遊休資産になるのでしょうか。売れ残りを防ぐ対策を講じることができるのか、売れ残りを回避するために、土地の用途を他に変更することはできるのかも併せて伺います。

3 本市の今後の財政見通しについて
 平成17年度からの財政再建5カ年計画は21年度で終了するわけですが、目標としていた収支改善額23億円の達成の可能性について、現時点での推計では、計画終了段階では何億円の改善が図られる見通しでしょうか。
 また、22年度以降において、先ほどの質問項目のように、新たに歳出にプラスされる要素となるものはどのようなものがあるのでしょうか。22年度以降5年間における項目と金額を伺った上で、5年間の収支バランスを伺います。なお、この試算にあたっては、当然ではありますが職員給カット6%を復元した数字を基に算定願います。
 市民も職員も早く財政再建を果たしてほしいと念願しているのですが、企業誘致の効果もすぐには期待できないわけですし、逆に新たに財政を圧迫する要素が加わるようでは、このまちの将来に夢が持てないのであります。国の不透明な状況もあるでしょうが、是非明るい展望をお聞きできれば幸いです。

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2007年12月 7日 (金曜日)

月収100万円以上 MLM商法

 今日の午後、山形市落合のスポーツセンターの会議室で、フォーリーフジャパンという会社の説明会に行ってきました。知り合いが以前から何度も誘ってきて、まぁ話しだけということで参加したのです。
 講師はさすがプロ。話しがうまい。彼は、月収800万円位らしい。会場にも100万円~200万円という人がいました。講師は、繰り返し「ねずみ講ではない」といっていました。ねずみ講は、商品がなくて金だけ集めるのですが、フォーリーフは健康食品、つまりサプリメントを売っているのでした。一瓶12,000円。自分が直接誰かに売ると、2000円がバックされ、その人が誰かに売ると、親である自分にもまた金が入るという仕組みで、仕掛けは、ねずみ講と似ています。違法か合法かは微妙ですが、合法なのでしょう。
 また、講師は、自分が直接誰かに売って得る収入2,000円は「労働収入」と表現し、その後、子会員が誰かに売ったことにより親である自分に金が入るのは、「不労収入」と表現していました。自分が何もしなくとも、子や孫やひ孫の会員が会員を拡大してくれれば金はどんどん入るわけです。ねずみ講は、無限連鎖講といって法律で禁止されていますが、今日のシステムも最後は行き詰まるのは明らかです。
  会場は、集団催眠の雰囲気でしたが、私と隣の若い女性はしらけたまま。あとの人は一生懸命に手をたたいて喜んでいました。
 しかし、そんなにお金がほしいのでしょうか。月に何百万も入ったら、人間性が狂ってしまうでしょう。一体何に使うのでしょうか?こんなセミナーが県内で月に何回も行われているのです。恐ろしい限りです。
 ちなみに月収200万円で来年は500万位にはなるだろうと言っていた、60歳前の女性が名刺を私にくれました。そこには、携帯電話の番号が2つ書いてありました。何で2ついるのでしょう?とてもついていけない世界でした。ところで私は名刺は渡しませんでした。
 今日はいい経験をしました。

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2007年12月 5日 (水曜日)

タマホームの怪

 みのもんたのCMで全国展開しているタマホーム。まだ、山形県には進出していないようですが、いずれ来ることでしょう。
 さて、先だって、大工さんの組合の役員の方から、タマホームの見積書のコピーをいただきました。それには、「大安心の家 愛(2階建て) 施工坪単価26.8万円」と書いてあり、建坪48.7坪で12,430,090円と書いてありました。12,430,090円を48.7で割り、×1.05すると確かに26.8万円になります。ここまではいいのです。
 この価格は、あくまで本体の基本価格で、住めるような家にするためには、オプションを追加追加で足していかなければならない仕組みになっているのです。例えば2階にトイレを付けることもオプションに入ります。もちろん地盤調査や下水道接続工事などの付帯工事は別料金、それに必要経費と諸経費がかかります。そして、更に照明器具やカーテンなどが「その他費用」としてプラス、更に「その他費用」の中の「その他予備費用」として50万円プラス、更に登記と銀行ローン関係の諸費用が加わり、最終支払額は21,400,285円になりました。
 どうみたって、みのもんたがテレビでコマーシャルするほど安い良い買い物とは言えないと思います。そして、大工さんの日当は1日7,000円だそうです。大工さんの後継者を育て技術を伝承するには、最低その倍の金額は必要です。20年以上前ですが、かつて、私の家で枝松建築として大工業を営んでいたときは、実際そのレベルの賃金は払っていたのです。
 このままでは、大工は廃業せざるをえず、匠の技はなくなってしまうと大工組合では嘆いています。タマホームでは匠の技はいらないそうですが。
 みのもんたさんは、こんなことには思いを馳せることはないでしょうね。
 昨日のテレビで、悪徳業者の欠陥住宅の番組をやっていましたが、私も、家を建てるということに対して今まで以上に認識を深めていきたいと思います。

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2007年12月 4日 (火曜日)

東国原知事とは何者か?

 以下は宮崎県の東国原知事に関する今日のインターネットでの記事です。

 「知事は先月28日、宮崎市内であった建設業者との座談会で徴兵制について発言した。技術者を養成する全寮制の県立施設について話題が及び「徴兵制があってしかるべき。若者が1年か2年自衛隊に入ってもいいのではないか」と述べた。また、今月2日には、同市内であった講演会で「徴農制によって、若者に農業の大切さを体験させるのはどうか」と語った。社民党県議らの抗議に対し、知事は「道徳観の崩壊を心配しての発言」と釈明。そのうえで「例えとしては飛躍しすぎで、不適切でした」と謝罪した」

 東国原知事は流行語大賞にも選ばれ、就任以来注目され続けていますが、彼の言動でひとつ気にかかることがあります。彼が、いつだか忘れましたが、韓国のアシアナ航空本社を訪れ、社長に宮崎便を増便してほしいと頼みに行ったことがありました。
 その後、これはテレビで評論家が言っていたことですが、靖国神社に私的に参拝に行ったのだそうです。私に言わせれば、これは虫の良すぎる話であります。
 韓国では、靖国神社は、軍国主義日本の象徴として忌み嫌われている存在です。豊臣秀吉、伊藤博文なども同様に、朝鮮半島を侵略した存在として極悪人扱いです。逆に韓国では、豊臣秀吉、伊藤博文らと戦った人が英雄として切手になったりして崇め奉られているのです。
 私の言いたいことがお分かりいただけますでしょうか? 東国原知事のように、相手の嫌がることをしながら、自分の要求をお願いすることは道理に反していないでしょうか?

 芸能人に関することでもう一題。「ものもんた」のCM「タマホーム」については次回。

  

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2007年12月 3日 (月曜日)

星野ジャパンおめでとう

 昨日と今日の夜は、野球の北京オリンピック予選のテレビに釘付けでした。星野ジャパンおめでとう。勝って当たり前という前評判もありましたが、ふたを開ければ2試合とも接戦で、手に汗握る観戦となりました。
 昨日も今日も、星野監督の潤んだ眼のインタビューが印象的でした。私も夢中で野球をやってきた経験を持っていますので、大いに共感しました。
 プレーで凄いと思ったのは、宮本選手の三塁の野手めがけてのスライディング、さすがプロだと思いましたね。
 それにしても台湾のグランドは悪すぎ。プロ野球が使う球場で、あれほどゴロがイレギュラーするグランドはちょっとないでしょう。インターコンチネンタル球場とは名ばかり。
 また、私も審判をしているせいか、この大会の審判の下手さ、誤審も目立ちましたね。
 昨日は、韓国のスターティングメンバー変更の疑惑もありましたが、まぁ、日本が勝ったからすべて許すことにしましょう。

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2007年12月 2日 (日曜日)

山形上山線開通

 一昨日は私の52回目の誕生日でした。そして、その日に後援会の芋煮会を行ったのでした。生オケの歌も出していただいて大変な盛り上がりとなり、それに合わせて消費した酒量もかなりなものでした。出席してくれた人が喜んでくれることが何よりです。

 さて、今日は、みはらしの丘から競馬場入り口までの、主要地方道(県道)山形上山線の開通式に出てきました。この道路のおかげで、山形の西側まで一直線でいくことができるようになりました。きっと上山の発展に貢献してくれることでしょう。競馬場への企業誘致へも好影響があると思います。沿線からの蔵王の眺めもいいですね。

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