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2008年2月29日 (金曜日)

新年度予算

 今日は、会派で新年度予算書の勉強会をしました。予算書は全国共通の様式だそうですが、素人には理解できないようにできています。市職員でも、財政課予算係以外の職員は、予算の中味は自分の仕事の範疇しか分からないのが普通だと思います。いいとこ自分の所属する課のことしか分からないと思います。
 そこで、北海道のニセコ町では、町民が誰でも分かる町民向けの「もっと知りたい今年の仕事」という予算の解説本を平成7年から発行しています。全く画期的なことでした。
 私は、上山でも同種の本を出せないかと議会で質問し、「分かりやすい予算書」が2年前から出されてますが、ボリュームからしてニセコ町には及びません。
 とにかく、市の仕事が市民に理解されなければ不信感ばかりが募ることになります。透明度の高い行政をつくるためには、労力とお金が少々かかってもやらなければならないことだと思います。
 さて、議員が、どこまで予算を理解して審議しているかと言えば疑問が残ります。難解な予算はどうしても敬遠されがちです。夕張市でも議会のチェック機能は働きませんでした。新年度からは、全国的に財務諸表の公開が進むことになりますが、私は、連結で借金一覧表をすべからく作成して提出してもらおうと考えています。借金の名称、金額、利率、償還期限などを記載したものを市民に公表するのです。
 そこには、○○特別擁護老人ホームの建設償還金に毎年いくら出していつまで出し続けるとか、具体的に記載されるものです。都合の悪いところも出てくるでしょうね。
 とにかく、市民に生の情報をタイムリーに提供することが、市民のための質のいい行政づくりになるのですから、今後も要求してまいります。

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2008年2月28日 (木曜日)

3月議会開会

 今日から3月定例議会が始まりました。今日は、補正予算を中心に審議が行われました。
国と地方の格差が問題視された中で、国も地方に配慮した予算措置がなされ、それに伴う補正が特徴として挙げられます。来年度においても地方交付税が増額されるなど、上山市の財政もとりあえず一息ですが、平成22年度以降はまだ不透明です。阿部市長時代からの行革効果もしっかり出ているようです。

 昨日、旅行会社のことについて書きましたが、特定第三種旅行業の認可を取って何をするか、何ができるかを書くのを忘れてしまいましたので、少し書きます。私も全貌が分って書いているのではないのですが、次のようなことが可能です。地域には地元の人にしか知られていない、たくさんの観光資源があるのですが、大手の旅行会社はその存在を知りませんし扱うことはありません。ところが、地元の人ならではのミニ旅行はかなりスリリングで楽しめるものが多いのです。地元の市民が企画して売る旅行が、特定第三種旅行業の特徴です。たとえば、三吉山の岩海見物&森林セラピーツアー、西山のヒメサユリ鑑賞ツアー、古屋敷での川泳ぎ体験ツアー、蔵王開拓分校宿泊ツアー、農作業体験農家宿泊ツアーなどなど、何でも旅行にして売ることができます。地域の資源であるパーツを組み合わせてツアーにするわけです。これをJRやJTBなどと組んであるいはネット販売で首都圏から、仙台市から人を呼ぶわけです。
 まちづくりの団体が自主財源を得るためにはいい方策と思うのですが、誰かいいアイデアを寄せてください。

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2008年2月27日 (水曜日)

旅行会社をつくりませんか?

 今日、古窯で後藤副知事の「観光まちづくり講演会」がありました。副知事は就任して3年になるので、そろそろ国土交通省に戻るのではないかとの噂もあります。
 それはそれとして、講演の中で、特定第三種旅行業について触れられました。私は、観光協会は、株式会社化して自主企画旅行を売出すなどして自主財源を確保すべきと考えてきましたが、旅行業法の改正で、第三種旅行業に特定と名のつく「特定第三種旅行業」ができたそうです。保証金300万円を準備すれば、NPO法人でも営業可能です。今までとどこが違うかというと、今までの第三種は、他社が主催した旅行を売るしかできなかったのですが、特定第三種は、地元限定ですがオリジナルの旅行を企画して売ることができるようになったということです。
 これを使って、観光協会が脱皮することができればと考えたのですが、関係者はあまり乗り気では無い気配でした。ちなみに遊佐町観光協会では、NPO法人化したそうで、ホームページも更新中でした。
 そこで、自分でまたNPOでも作ろうかと、今日の講演会を終えて考えているところです。一人ではできないので、まちづくり関係者に相談してみます。5人なら一人60万円の出資です。・・・無理かな・・・・

 今日、NPO法人かみのやま福祉有償運送サービスへお邪魔してきました。会員登録は150人程度、実際利用している人は80人程度とのこと。身体の不自由な方をタクシーの半額程度で運ぶ仕組みです。上山から山形市の済世館までで1950円とか言ってました。今、運転手は5人で、採算ベースにはまだ届かないようでボランティアとして、お客さんの笑顔を褒美に頑張っているようでした。
 旅行業も、福祉運送業も、そう簡単に飯の種にはならないのですが、生きがいでとどまるのでなく、飯の種にまでしていかないと駄目だなと思っています。

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2008年2月26日 (火曜日)

後援会総会

 2月22日付けのブログに友人からコメントをいただきました。内容はコメントの項目をクリックして見ていただけばわかりますが、端的に言えば、「もっと執行部と議会が真剣に議論をすべきだ。それが税金の適切な使い方につながるのだ」ということです。全くそのとおりだと思います。

 昨日3月定例会の議会運営委員会がありました。私からは、一通り協議が終わったところで、議会改革について提案をさせていただきました。内容は、前回のブログに書いたようなことで、質問回数の撤廃、一問一答制の導入などです。
 以前にも議論になり実現までには至らなかった案件でしたが、今回は外部環境の変化もあり、機が熟したと皆さんが感じたのでしょうか、各委員からも特に異論も出ませんでした。今後、やり方を各会派で検討してもらうことになります。

 先だって後援会の役員会を開いていただき、総会の日程を3月29日(土)午後6時からと決めていただきました。会場は、金生公民館です。会場の大きさと経費の関係でご案内も中々行き届かないのですが、お時間の都合のつく方は是非足を運んでみてください。ちなみに会費は実費相当分として2,000円いただいております。
 参加していただける方は、お電話ください。枝松直樹まで090-4557-0509。

 
 

  

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2008年2月22日 (金曜日)

一般質問

 3月定例議会は、2月28日から始まるのですが、今日の正午が3月定例議会の一般質問の通告締切でした。私は、通算17回目の質問になるのですが、次の3点の質問項目を通告してきました。①出張所・地区公民館等の運営について、②市職員の中途採用枠の拡大について、③広域合併への対応について、です。

 一般質問の流れを解説いたしますと以下のようになります。
①通告・・・・・・・・項目のみを通告。この時にくじを引いて、質問の順番を決める。
②聞き取り・・・・・通告を受けて、質問内容に関係する課の職員が、議員から質問内容を聞き取ること。
③検討委員会で回答を検討する・・・・・市長、副市長、課長などで構成する検討委員会で、市側の回答を作成する。回答内容は、議員には知らせない。
④本会議での質問・・・・議員自らが作成した文章を壇上で朗読。質問項目すべての内容を一括して読み上げる。事前に通告した項目以外の質問は許されない。
⑤市長など執行部側の回答・・・・この時、初めて議員に回答が示される。
⑥再質問・・・・・執行部の回答に不満な場合、2回まで再質問が許される。再質問は、通告の内容から逸脱しない範囲で自由に言うことができる。事前の再質問の通告はありえない。

 以上が流れになりますが、市長の回答時間も含め全体として、1時間が持ち時間です。上山市の議員の場合は、再質問が2回までと制限されていることもあり、大抵は30分程度で終わっていることが多いようです。
 事前通告ということで、何が出てくるか分からないハプニングがあまり期待できず、傍聴していても面白くないというのが、傍聴者の感想です。
 私は、北海道の栗山町で導入しているような一問一答形式にすべきだと考えています。
 議会と執行部が緊張感を持って対峙することが大事なことだと考えています。今後、問題を掘り下げて討論できる仕組みに改革することを議会内で提案してまいります。
 なお、私の質問内容は、原稿を作ってからブログに掲載いたします。質問する日は、3月3日の午前10時からのトップバッターの予定です。時間があったら傍聴に来てください。

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2008年2月18日 (月曜日)

コバケンのコンサート

 昨日、午前中は、霞城セントラルで、国際ボランティアセンター山形主催の、外国人スピーチコンテストに行ってきました。山形新聞と毎日新聞の今朝の朝刊に記事を掲載していただきましたが、私ども主催者としては、参加者と聴衆がいま一つ少なかったのが残念でした。 来年は、もう少し周到に準備をして臨みたいと思います。
 留学生のスピーチコンテスト(弁論大会)はあるのですが、普通の主婦レベルのコンテストはないので、意味のあるイベントだと思います。
 今回は女性ばかり5人が出場してくれたのですが、多くの方に共通しているのは、日本文化の違いへの戸惑い、山形にきてあまりの田舎にびっくりしたこと(日本はどこも東京のようだと思っている外国人が多い)、夫の両親とのトラブル、寂しくて帰国したいと思ったことがある、しかし、今は山形が好きになった、これからも努力して山形で生きていく、などです。異国の地に嫁いできた彼女たちの幸せを心から願わずにはいられません。

 午後からは、コバケンこと小林研一郎さんの「コバケンとその仲間たちコンサート」に行ってきました。これは、スペシャルオリンピックス山形大会を支援するために開かれたもので、県内外から手弁当で参加した120人もの大オーケストラのコンサートです。今まで数多くのクラシックのコンサートに行きましたが、今回のは実にフレンドリーで最高でした。
 小林さんの人柄のなせる業ということでしょう。
 聴衆の中には、午前中上山市の女性のつどいで講演した、細川佳代子さん(細川護熙元総理の奥さん)の姿も見えました。
 私は、残念ながらコンサートの前半終了後に、別の日程があって断腸の思いで会場を後にしなければなりませんでした。悔しかった・・・・
 来月8日~9日のスペシャルオリンピックスには是非応援に出かけたいと思います。

 
 
 

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2008年2月14日 (木曜日)

スーパー高校生

 過日、2月6日付のブログに、白鷹町の中山小学校で行われた、「廃校になった小学校をどう活用するか」というワークショップのことを書きましたが、その時参加していた静岡県から参加していたスーパー高校生からメールをいただきました。
 姉は高校3年生、妹は高校1年生。静岡県菊川から深夜バスできたとのことで、講師の先生から誘われて、このワークショップに参加したのでした。「スーパー高校生」という言い方は、講師の先生がそう表現していたのですが、話しをしていると納得します。
 名刺交換したのでメールをもらったのですが、メールのやり取りをしていると、同世代の人間と思ってしまうくらい大人びた高校生です。以下のメールのやり取りを要点のみ紹介します。

(スーパー高校生)
枝松 直樹 様 
こんばんは。
・・・・・・上山の街も少しだけ見せていただきましたが、すてきな街ですね。
藁の人形?見たいなものをかぶって、水をかけられるために、はるばる遠くからお祭りに参加するという話も伺いました。遠くは佐賀県からとか・・・
そういった地域の行事に他県(他地域)の方が参加できるお祭りってめずらしいですよね。
でも、素敵だと思います(^^)・・・・・・(略)・・・・・・
宿泊体験をさせていただいた地区の自然はとてもきれいで、人が入らないからこそ守られていく自然というものを感じた気がしました。
まちづくりで大事なのは、人がただたくさん来ることではなく、その土地がその土地らしい方法で発展することなのではないかと日々思っています。
・・・・・・・・(略)
静岡から比べると山形はとても寒い地域ですが、皆さんの心がとても温かくて、寒いとはあまり感じませんでした。あまりゆっくりとお話できなかったのが少し残念ですが、また是非お話できたらうれしく思います。またいろいろと教えてください。今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。 

それでは、寒さ厳しき折、風邪などひかれませんよう、ご自愛くださいませ。

(枝松)
 ・・・・・・・若いのに、こんなにしっかりした考え方をしていることに感嘆しています。どういう育ち方をするとこうなるのかと考えています。
 
あなた方のメールの中で、印象に残ったフレーズは、「・・・・宿泊体験をさせていただいた地区の自然はとてもきれいで、人が入らないからこそ守られていく自然というものを感じた気がしました。まちづくりで大事なのは、人がただたくさん来ることではなく、その土地がその土地らしい方法で発展することなのではないかと日々思っています」というところです。
 
観光客がたくさん来るような仕掛けを敢えてするのではなく、自分たちが住みやすいまちづくりをする中で、結果的に外から観光客という形で人が大勢訪ねて来るというのが理想かなと思っています。それは湯布院にかかわった人が、異口同音に「そこに住んでいる人が住みやすいまちこそ、一番の観光地だ」ということでしょう。住みやすいまちをつくることは、住民に誇りを与えることになり、永続的なまちづくりへとつながっていくものと思っています。
 
ここで考えなければいけないことは、その地域で暮らしていける最低限の要件が満たされなければ、住みやすい地域とは言えないということではないでしょうか。人間、霞を食べて生きていけませんので、第一に経済的に成立すること、食べていける仕事にありつけるかが挙げられるかもしれません。

(スーパー高校生)
枝松直樹 様
こんばんは。早速のお返事ありがとうございます。
返信が遅くなり、もうしわけございません。

>若いのに、こんなにしっかりした考え方をしていることに感嘆しています。どういう育ち方をするとこうなるのかと考えています。

ありがとうございます。えっと、どういう育ち方・・・といわれましても(^^;)
家族を見てくださいとしか(^^;)小さい頃から母にくっついていっていろいろなことを肌で感じ、目で見てこれた環境があったからでしょうか・・・。きっと、母のお陰ですね。今回も行かせてくれてたのもそうですし、暖かく見守っていてくれる安心感?

>観光客がたくさん来るような仕掛けを敢えてするのではなく、自分たちが住みやすいまちづくりをする中で、結果的に外から観光客という形で人が大勢訪ねて来るというのが理想かなと思っています。

そうですよね。住民が住みよい町でないと、ですよね。
観光に出かけたことが実はあまりないのですが、観光に行きたいなぁって思うところはどういったところなのでしょうか?

>それは湯布院にかかわった人が、異口同音に「そこに住んでいる人が住みやすいまちこそ、一番の観光地だ」ということでしょう。住みやすいまちをつくることは、住民に誇りを与えることになり、永続的なまちづくりへとつながっていくものと思っています。

私もそう思います。"湯布院"ですか・・・?何か湯布院のイベントとかに参加されたのでしょうか?町の人の言葉って大きいですよね。
私の通っている高校では3年次に高校生活のまとめも兼ねて「課題探求」という授業をやっています。それは、ひとりひとり国語、英語、美術などの興味のある分野で、自分の興味のある事柄について1年間研究し(調べ)ます。私は「言霊(ことだま)」についての研究をしたのですが、人が使う言葉には力が宿り、それが現実化するというものを改めて感じました。
口癖はいいことばを言うほうがいいな~と(^^)そして、いい言葉を使う人がたくさんいる町はきっと良くなると思います(^^)vまちづくりとは少し違った観点かもしれませんが・・・

>そして、添付で、結城登美雄さんの地域論を付けておきましたが、そこに挙がっている要素が必要なものかもしれません。参考にしてください。

ありがとうございます。とても参考になりました。まだ調べている途中なのですが、結城さんはどんな方なのでしょうか?山形県がご出身とのことですが・・・インターネットで少し調べてみたいと思います。もし分かりやすいサイト等ありましたら教えてください。
私たちもいろいろと試行錯誤で経験不足な点が多々ありますが、みなさんのようにがんばっていらっしゃる先輩方がいることでとても元気付けられました。・・・・・(略)

 
 みなさん、ご感想はいかがですか? 物事の本質を見抜く眼を持っている感性豊かな高校生、びっくりですよね。こういう高校生もいるのです。脱帽。

 

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2008年2月12日 (火曜日)

上山にも白鳥が来ました

 昨日、かかし橋(スーパーダイハンの近くの橋)のたもとに白鳥がいるというので食パンを持ってでかけました。去年までは聞いたことがないので今年初めて飛来したようです。その数4羽。近所のおばさんが餌付けをしているようで、人間が寄って行っても逃げません。Img_0087
 しかし、4羽のうちの1羽は少し気が弱いのか、他の3羽から少し距離を置いていました。
 後の3羽のうちボス的な白鳥が餌を独占しそうな気配でしたので、私は均等に食べられるように、コントロール良く、それぞれの白鳥のくちばしの近くにパンを投げてやりました。ボス白鳥は、他の白鳥が餌を食べるのが気に入らないらしく、自分が餌を取れない時は、くちばしで他の白鳥をつついて攻撃していました。人間でもいるんですよね、こういうタイプが。
 しかし、白鳥は、家族で行動し、夫婦、親子の絆が強いそうで、この4羽は多分家族なのでしょう。とすれば、気の弱そうに見えた1羽は、実は親父で、ボス白鳥は、ヤンチャナ男の子なのかもしれません。
 入れ替わりに人が来て、餌をやるのもどうかと思いますが、来年もまた来てくれるようにかわいがってやりましょう。
Img_0088
画像は大きいので、画像をクリックした後、右下の拡大率100%を30%にして見てください。

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2008年2月 9日 (土曜日)

広島市長の講演聴いてきました

 今日、天童市で広島市長 秋葉忠利さんの講演がありました。主題は、核兵器廃絶です。秋葉市長は、東大卒、その後MITことマサチューセッツ工科大学大学院を卒業。アメリカと日本の大学で教鞭をとっていた、博士なのです。1990年から9年間、社会党の衆議院議員をやり、1999年から広島市長になった方です。
 昨年8月の原水爆禁止世界大会での秋葉市長の平和宣言を私はテレビで見ていましたが、今日の講演内容は、昨年の平和宣言の内容をベースにしたものでした。
 広島の惨状は、辛うじて生きながらえた人たちが、死んだ人を羨むほどの地獄だったそうです。筆舌に尽くし難いとはこのことでしょう。しかし、時間が経てば、それも少しずつ風化していきます。そうするとまた同じことが繰り返されることになります。多くの人の記憶にとどめておくことが大事だと市長は強調されておられました。忘れないように忘れさせないようにすることです。
 今、秋葉市長は、世界中の2028の都市の市長で構成する「平和市長会議」を主宰し、2020年まで地球上から核兵器を廃絶することを目標に活動しています。
 ここで昨年の平和宣言の一部をご紹介します。実に明快な言い回しで、秋葉市長が自ら筆を取ったことがはっきりと分かる内容です。すばらしい市長です。

「・・・・こうした被爆者の努力にもかかわらず、核即応態勢はそのままに膨大な量の核兵器が備蓄・配備され、核拡散も加速する等、人類は今なお滅亡の危機に瀕(ひん)しています。時代に遅れた少数の指導者たちが、未だに、力の支配を奉ずる20世紀前半の世界観にしがみつき、地球規模の民主主義を否定するだけでなく、被爆の実相や被爆者のメッセージに背を向けているからです。・・・・・・唯一の被爆国である日本国政府には、まず謙虚に被爆の実相と被爆者の哲学を学び、それを世界に広める責任があります。同時に、国際法により核兵器廃絶のため誠実に努力する義務を負う日本国政府は、世界に誇るべき平和憲法をあるがままに遵守し、米国の時代遅れで誤った政策にははっきり「ノー」と言うべきです。・・・・・」

 

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2008年2月 7日 (木曜日)

山谷に泊まってきました

 今週の月・火曜と地方財政の勉強会で東京に行ってきたことを昨日のブログに書きましたが、公費出張ではないので、私は、昔で言う山谷の簡易宿泊所に泊まってきました。名前は、「ホテルニュー紅陽」、宿賃2700円。地下鉄日比谷線南千住駅から歩いて10分程度。部屋は3畳ほどの個室。テレビ・エアコン付き。布団は臭い。風呂とシャワーは完備。一番安い部屋は2500円。私は、200円プラスして、その上のランクのミディアムにしました。興味のある人は、ネットで調べてみてください。
 宿泊者の大半は外国人。この辺は、言わずと知れたドヤ街で近隣には、今でも2200円からの宿が沢山あります。しかし、外国人を主なターゲットにしているのは、「旅館 行燈」などあまり多くはないようです。泊まってみて、値段が安い割には快適です。日本人の長期出張サラリーマンもいるようです。
 外を歩けば、宿無しの方々が沢山。酒場に入ったら、カラオケがんがんで怖そうなひとばかりで入り口で失敬。近くの食堂に入って、相席の労務者に挨拶して座り、先ずビール大瓶を注文。続いて、豚汁の大盛りと目玉焼き(キャベツの上に卵2個がのっている)を注文。〆て880円。料理は、全部作ってあり、ラップがかけてあるのでした。見ていると、焼き魚にご飯の大盛りなどを注文して帰る人、1万円札を持って酒を飲んでいる人、様々でした。話しの内容は、今日は仕事があったか、明日はどうだというのが主題。
 雰囲気に慣れないせいか、歩いて20分の浅草の神谷バーに行き、電気ブランで飲み直し、食べ直ししました。山谷の人、すみません。
 夜中に何度か罵声とパトカーの音で眼が覚めましたが、朝6時過ぎまでじっと寝ました。朝方外に出ると、火を焚いて大勢の人が仕事の受付をしていました。テレビで見た光景です。ダンボールで寝てる人も大勢。手にワンカップを持っている人も大勢いました。
 みんな一生懸命に生きているという感じ。東京も多様です。
 午後の帰りしな、南青山の山形になじみの深い、紅花の「紅ミュージアム」に寄ってきましたが、山谷とのあまりの落差に愕然。お洒落すぎました。

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2008年2月 6日 (水曜日)

未来を見通そう

 ブログの間隔が開いてしまいました。
 日曜日に、白鷹町の中山地区の廃校になった小学校をどう活用するかという、ワークショップに行ってきました。山元地区も差し迫った問題なので2人参加。今までワークショップを4回開催し、この度が最後でした。
 中山地区は、市街地から2里ほど離れた標高の高い所ですので、「天空の村」というネーミングにしようとの案が出ていました。また、近くにスキー場とパラセーリングをやるスカイパークがあり風光明媚な所なので、素案では、宿泊・体験型の収益のあがる施設として活用しようということになったようです。世帯数140戸ほどの村ですが、お年寄りからご婦人方まで熱心に討論をして村の将来を決める意義あるワークショップだったと感じました。
 夜は、体験宿泊ということで、教室に貸し蒲団を敷きつめての「ざこ寝」体験。私も泊まりました。教室のストーブのおかげで寒くはありませんでした。
 上山でも、山元のみならず、中山、宮生、東などが統廃合の憂き目に遭う可能性が高まっています。民間への売却ということも考えられますが、基本的には地元の人たちが使える、地域の茶の間・寝室・遊び場・作業場などコミュニティの中心施設となるべきと考えています。学校は、公民館よりはるかに活用の度合いが高いのであります。

 白鷹の中山小学校に泊まった翌日は、地方財政の勉強のため上京。上山の負債の償還表一覧を作成することをとおして、財政悪化の原因を財政運営の面から改めて分析し、これからの財政の展望を見出していきたいと考えてきました。
 国の地方財政計画のブレに翻弄されて財政を悪化させてきたのが地方の自治体なのですが、国のいいなりになって身の丈以上の補助事業を展開してきたのは、自治体に自治能力が備わっていないことの証でもあります。
 現在の複雑な地方交付税制度は、地方の実情をきちんと反映しているのかといえば、答えはNOであります。交付税の算定基礎に上山のような田舎の小規模自治体の苦悩が反映されていないのです。今のままでは、人口減少地域の自治体の財政は悪化の一途です。地方が疲弊すれば国も疲弊します。近年の日本のOECD諸国の中での相対的な国力の低下は著しいものがあります。 
 ここはやはり国の政権交代に期待をかけたいところです。

 

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2008年2月 1日 (金曜日)

真っ当な国にしたい

 一昨日からの中国の餃子騒動にはあきれてしまいます。それは、食料を外国に依存している日本の影の部分でもあります。日本の食料自給率はカロリー計算で40%です。60%が輸入ということになりますが、中国からの輸入が最も多く、外食産業はじめ、日本の食は、中国に依存しないでは成り立たないそうです。これからも中国にお世話になりながら日本人は食べることを続けていかざるを得ないということのようです。
 ある輸入業者は、中国だけでなく今度はカンボジアにまで輸入元を拡大すると言っていました。カンボジアといえば、私が理事をしている国際ボランティアセンター山形では、今、農村での野菜の生産と出荷の仕組みづくりを援助しているのですが、カンボジアでも食の安全の観点から、富裕層が無農薬有機栽培の野菜に目を向け始めてきております。カンボジアだから安全ということにはなりません。
 日本で生産できないものを輸入するならいざしらず、日本で取れるものを大量にソロバン勘定で輸入している日本の危うさ。国内農業は疲弊し、農地の荒廃が進み国土保全にも影響が出ようかという時に、いつまで輸入大国を続けるのでしょう。木材も同様ですね。
 転じて、エネルギー自給率も原子力を含めて18%、原子力を除くと4%のみです。そしてその多くを中東の石油に依存しているわけです。
 経済はというとアメリカ頼み。株価は外国人投資家頼み。
 自前で立っていられないのが日本の実態ではないでしょうか。
 最近、フード・マイレージという言葉を耳にします。消費者の手に届くまでにどれだけエネルギーを消費したかを、食品の量と距離で計算した数値ですが、日本は世界一のようです。たしかスウェーデンでは、空輸した食品には、「BY AIR」の表示をしています。
 食べ物は、昔からの言い伝え「一里四方の食べ物を食べていれば病気にならない」を実践する時が到来したようです。食べ物はなるべく移動させないことが一番です。

 そんな中、食の安全の面からも大いに期待されるEMインストラクター初級の第2回講習会に昨日の午前中参加してきました。
 講習会の中で、川樋のササ養豚場での話しが紹介されました。以前は、周辺に悪臭を撒き散らして苦情の絶えなかった養豚場が、EMを散布し、豚への飼料の中にもEM菌を混ぜ、飲み水にもEMを入れてみたところ、臭いはかなり緩和され、子豚は元気で死ななくなり、肉は柔らかく、堆肥もEM処理で近所から引っ張りだこ。まったく劇的に変わったそうです。
 昨日一緒に講習会に参加した知り合いが午後からその養豚場へ実際行ってみたところ、「冬場だからかもしれないが臭いはかなり抑えられていた。豚の肌つやが綺麗でとにかく元気だった。EMは効果があるようだ」と電話をくれました。野菜もEMで栽培したものは大きく味もしっかりしているらしいです。
 しかし、私がEMに一番期待しているのは、家庭からでる生ごみの処理です。土に返せるものをわざわざ燃やすことの愚かさを何とか改善したいと思うのです。

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