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2008年10月31日 (金曜日)

清掃工場建設撤回集会

 昨晩、本庄小学校の体育館において、新清掃工場建設にかかる住民との懇談会が開催されました。会場には、テレビ各社ほか新聞など全マスコミが勢ぞろい、住民約180名が出席しました。会場内の雰囲気は、反対派の決起集会の様相でした。
 2年半前に用地選定がなされて以降、特段の反対運動もないまま推移し、先月から高畠町の反対の声に触発される形で一気に本庄地区及び原口地区での反対の声が噴火の如く噴き出したのでした。
 昨日の会場でも、興奮して怒鳴る人もおり、冷静な議論がなされないまま、「とにかく反対」を叫ぶ人たちには、説得の余地はないようにも感じられました。
 反対は反対として、交通事故への懸念など共感できる意見も多いのですが、困ったことには、2市2町で構成する広域事務組合の枠組みを壊す発言があり、その場の雰囲気で賛同する人たちが多かったことです。
 端的に言えば、「上山単独でごみ処理できるから、構わないでくれ」という趣旨です。これは現実的にできない話しです。民間で処理できる業者がいるという主張をした方がいましたが、市内の民間業者では処理しきれません。また、上山市単独で炉を建設できる能力もありません。第一、広域処理でなければ国の補助金の交付対象になりません。
 上山市が、広域から離脱するとなれば、現在し尿処理を広域に委託して処理していますが、これも単独で処理しなければなりません。
 私は、以前に議会の一般質問でも市が行う広報の重要性を取り上げたことがありますが、正しい情報に基づいてのみ市民は正しい判断ができるのです。
 この先も丁寧な誤解を解く説明を繰り返すことが必要だと思いますが、昨日の雰囲気では、行政への不信感が大きく横たわっており、この先も平行線のままになりそうです。
 建設計画が撤回されれば、そのつけは、本庄地区の住民を含めて2市2町の住民に大きくかぶってきますし、私としても展望を見出すことはできない状況です。
 ここは「今まで楽観していた」という管理者の市川山形市長が進退をかけて、膝詰め談判をするしかないようです。
 
 

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2008年10月28日 (火曜日)

清掃工場建設反対運動

 今日、本庄地区を通り、高畠町二井宿まで行ってきました。本庄街道沿いには、関根から楢下までざっと13枚ほどの建設反対の看板が立ててありました。「柏木地区への清掃工場建設は許さん」というものです。ちなみに、二井宿には、1箇所に上り下りに2枚立ててあります。
 今月30日に2市2町の首長が本庄地区へ来て説明会を開催することになっていますが、これが大きな山になるでしょう。こじれてしまった問題を解きほぐすのはかなりの困難が伴いますし、この先どうなるか見当も付かない状況です。
 半郷地区から撤退したことで、それまでに要した事務費・事業費が無駄になったわけですが、今後新たな建設場所に移るとなると更なる税金の浪費が生じることになります。
 また、立谷川と半郷の燃焼炉が耐用年数を迎えているため、延命させる補強工事も必要になります。既に立谷川には2ヵ年かけて延命のための工事をしましたが、再度の補強工事が必要となるでしょう。莫大な税金の無駄が生じることになります。
 しかし、税金の無駄が出ることをもって住民に我慢しろとは言えません。本庄地区の住民も他地区の住民同様に安寧な生活を求める権利を持っているのですから。
 ここは、撤退するくらいの覚悟をもって、謝罪しながら、柏木地区への選定の経過を含めて最初から丁寧に説明し議論を重ねるしかないような気がします。そのことにより、建設の期間が延びるとしてもやむを得ないと思います。
 先だっての広域議会の会議の中では、事務局は、「延ばす余裕はない」と言っていましたが、このままではいかんともしがたいのですから、広域側で譲るしかないでしょう。
 一方で、上山を除く1市2町の住民の税金も使うわけですから、彼らの納得を得ることも忘れるわけにはいきません。
 

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2008年10月27日 (月曜日)

バブル後最安値大幅更新

 週末は毎度いろいろ行事が多く、慌しく過ごしました。
 週明けの今日、株価がバブル後の最低株価を440円も大幅更新し、東京では新聞の号外も出されました。老後の資金として退職金などの手持ち金を投資していた人で大損した人がかなりいるのではないでしょうか。本当にお気の毒です。
 今年の2月頃、「日本経済はとんでもない状況になる」という話しを講演で聞かされました。そして、8月にも、「日本はひどい経済状態に陥るけど、政府は本当の話しを言えなくている。アメリカの経済は再生できない」との講演を聞きましたが、まさかここまでなるとは。

 これらの金融破綻の動きと連動するかのように、政府は、経済対策優先を御旗に11月30日投票の日程を流すことを決めたようです。これで、年内選挙はなくなることになりそうです。
 日本は、コントロール不能の経済状況の中でどう動いていくのか不安でいっぱいです。

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2008年10月22日 (水曜日)

着地型旅行は地域を救えるか

 昨日は、やまがた観光まちづくり塾の置賜での勉強会に行ってきました。川西町と長井市のまち歩きをした後、長井市のはぎ苑でディスカッション、その後2次会で寝たのは今日の0時半でした。
 ディスカッションのテーマは、「着地型旅行は地域を救えるか」というもの。「着地型旅行」というのは新しい言葉で、現地で開発された現地発着の旅行商品のことです。反対語は、「発地型旅行」といい、東京など出発地で開発された旅行のことですが、いずれも業界の造語です。
 今、旅行業界は冬の時代。景気が陰りを見せている中で、旅行客が大幅に減っています。海外旅行はがた減り。特に若い人の旅行離れが進んでいるそうですが、日帰りバスツアーだけは大人気です。仕事を休む必要がなく、何と言っても割安感があるからです。
 それはそれとして、今後の旅行の形態は、今までの観光地を巡って飲み食いする旅行から転じて、テーマを持った滞在型の着地型旅行が志向されていると言われています。旅先でカルチャースクールに入るような講座もの、地元の人しか知らない伝統文化を体験するものなど内容は地域によって、また地域資源の組み合わせ方によって多種多様につくることができます。
 では、これら着地型旅行が停滞した地域を救えるかといえば、それは極めてむずかしいようです。地域を救うということは、ビジネスとして成立し、お金が地域に落ち、循環することです。
 国内外で着地型旅行を開発している、「風の旅行社」の営業部長の水野さんが、ゲストとして昨日おられましたが、「風の旅行社」の商品は、基本的に定員の上限を15人にしています。そして、講師(案内人・インタープリター)にこだわっています。しっかりしたプロの技を持っている人を講師にすえ、少人数の中でじっくり勉強・体験してもらう企画ですから、旅行の単価も高く設定されています。15人で商売が成立するように単価が設定されているわけです。
 このような手法を使って各地で商品を開発して売れるか、ビジネスとして成立させられれば、地域を救うことにも貢献できるでしょうが、そのレベルは高いものが要求されます。
 上山市を見渡せば、蔵王、三吉山・西山の里山、古屋敷、農業、温泉、かせ鳥、茂吉、食べ物など多くの組み合わせることができる資源があります。「田舎時間」といって、都会の若者を何年間も惹きつけている実績もあります。(注釈:田舎時間はネットで検索してみてください)
 今後、一気にビジネスまではいかなくとも地域の活性化につなげる取り組みとして、商品開発に取り組んでみたいと考えています。私の願う上山は、活気のある現代の宿場町として、人の行き交うまち、風通しの良い刺激のあるまちでありたいということです。

 さて、今朝は6時に起きて、ひと風呂浴びて一路山形市へ。7時に長井市を出発して山形市へ着いたのは8時。ちょうど1時間ですから通勤も可能ですね。8時からの議員団の朝食会議に出席してきましたが、どうも選挙は年明けになりそうな気配ですね。

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2008年10月20日 (月曜日)

インターネット不通で間が空きました

 パソコンの接続ができなくなり期間が空いてしまいました。この投稿も他のパソコンを借りて書いています。
 こうしてみると、すっかりインターネットの世界にはまり込んでいる自分に気付きます。メールも使えないし、本当に不便です。

 さて、先週は1泊2日で岐阜県高山市にバスで行ってきました。高山市と上山市は、高山の殿様「金森」侯が1692年に上山藩に転封(国替え)されたことを縁に、友好都市の盟約を結んでおり、隔年に議員同士の交流会を行っています。4年に1回、訪問しているのです。
バスに揺られること8時間、いやはや遠いこと。
 高山は、歴史と伝統を重んじており、街並みもしっかりと整備されています。今回は、高地トレーニング施設をじっくりと見学させていただきました。高山の施設は、坊平のたいらぐらと一緒に文部科学省のナショナルトレーニング施設の指定を受けました。高山では、標高1200m~2200m級に4つほど分散してトレーニング施設があり、選手のレベルに応じて選択できるところが特徴です。有名なアメリカのボルダーが1650m、中国の昆明が1800mですから、本格的なアスリートにも対応できるということです。ただし、市街地から遠く、地元の学生などが気軽に練習できる環境にはないと思われました。
 一方、たいらぐらは標高1000mで物足りないのですが、コンパクトに施設がまとまり、市街地からも近く使い勝手がいいのが特徴です。火山灰地のクッションの効いたクロスカントリーコースも魅力です。今後は、エコーライン沿いにランニング用の歩道を付けることや温泉施設などが望まれます。
 上山市が進めようとしている「クアオルト構想」の中でたいらぐらの有効活用に磨きがかかることが期待されます。

 土曜日は、大商業祭いろは市が十日町で開催されました。天気にも恵まれ、大勢の買い物客が繰り出し、商店街もこの日ばかりは活気が出ました。月に1回程度、毎月開催できればいいのですが、開催するのに大変なエネルギーがいるそうで、商店主は毎月は無理だと言っていました。
 伊豆の下田市では、NPOが音頭を取って、月2回「日曜昼市」を通年開催しているのですが、結構繁盛しています。私もこの6月末にさくらんぼを売ってきて、このブログに書きましたのでご存知の方もいると思います。店でお客を待つのでなく、店から一歩出る努力が必要と思いました。

 その土曜の夜は、上山出身の萩生田千鶴子さんの一人芝居のスタッフとして裏方をやってきました。萩生田さんは、交通事故で車いす生活ですが、相変わらずパワフルで、芝居の後、9時半から夜中12時までスナックでの2次会に付き合ってくれました。
 萩生田さんは、ふるさとで公演することに特別の感慨を持っています。気取りもなく、思いっきり上山弁でしゃべり、私たちに生きる勇気を与えてくれる人です。一人でも多くの人に見てほしいと願っています。

 昨日の日曜日は、午前中、障がい者の通所作業所「いずみの家」のお祭りに出席、正午からは、隣の公園で隣組の芋煮会を夕方近くまでやりました。今年は組長なので、酒の買い出しから、芋の煮ることまで我が家でやりましたが、皆さんに喜んでいただけたようで良かったです。

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2008年10月14日 (火曜日)

ゲーテッドは理想のコミュニティー?

 昨日は午前中は、運動会、午後から公民館で反省会、夜は山形市で鹿野道彦さんの総決起集会に行ってきました。
 運動会の60m走では、タイム9.04秒でした。100m換算では15秒ですから、私の小学校6年生ころのタイムです。足が空回りして力が入らない感じでした。
 鹿野さんの集会は、1000人を超える人が入ったそうで、会場に入りきれない人だかりでした。来賓の鳩山幹事長もご満悦のようでした。

 ところで、昨日の朝日新聞の朝刊に、日本でもゲーテッド住宅が広がっているとの記事が載っていました。英語で書けば、gated houseになるのでしょうか、つまり、塀に囲まれた高級住宅団地のことです。
 かつてマニラで、ヴィレッジという、門番付きの隔離された超高級住宅街を訪ねたことがあります。ゲートでどこのお宅を訪問するかガードマンに告げ、その後、車のトランクを開けられてチェックを受け、帰りにも何か泥棒してこなかったか再チェック。
 そこのヴィレッジには小学校もあったと記憶しています。アメリカでは、1980年代以降急速に増え、2006年では、5万箇所、2千万人が住んでいると推計されているそうです。
 なぜこういう所に住むかは、治安が悪いからです。安全を金で買っているわけです。
 社会不安の一番の要因が貧困にあるように、その原因が、所得格差にあることは明白です。
 このような住宅が、日本で広がり始めているというのは、日本型地域社会の崩壊を意味すると思います。「同一レベルの収入、同じ価値観の人々が集う、理想のコミュニティー」だそうですが、私はとても賛同できません。子どもたちは、塀の中で遊ぶことを強要されるので。

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2008年10月12日 (日曜日)

日本語教育学会を知ってますか?

 昨日は、日本語教育学会秋季大会という集まりがアズ七日町でありまして、なぜか私がディスカッションの部の意見発表者ということで15分ほど話し、最後にまた数分話してきました。
 今年で16年を過ぎたIVYの日本語教室の実践を紹介しながら、外国人に対する日本語教育が抱えている課題について話したのですが、参加者は、全国の大学などの研究者と文化庁の国語課長、外務省の外国人課長など200人ほど。
 「現場からの率直な生の声」ということで、その後の懇親会では多くの方から名刺をいただき好評だったようです。不安いっぱいで臨んだので、曲がりなりにも役目を果たせて一安心でした。
 私が強調した内容を一言で言えば、「私たちIVYが取り組んでいる日本語教室の運営、つまりIVYにとっての外国人に日本語を教えることの位置づけは、外国人に対する支援のひとつであり、単に日本語を教えれば済むということにとどまらない。生活全般を支援するという視点が欠かせない。外国人に対する日本語教育の現場は、ボランティア頼みでは限界の現状にあり、もっと国や自治体の援助が必要だ」ということです。
 私は、この学会の存在すら知りませんでしたが、日本語を教えることを職業にしている人は多く、日本語教育学会の会員は4500人もいるんです。

 今朝は6時から、ヴェンテンガルテンでまちづくり塾の作業。アカシアの伐採と、耕運した畑に菜の花の種まき作業で、2時間で終わると思っていたら、4時間もかかって10時過ぎまでなってしまいました。8人でやったのですが、面積が広すぎです。この土地は県所有で、上山市が借りているのですが、いつまで借りられるのか確約したものはありません。

 明日は本庁地区の運動会。60m走、障害物競走、二人三脚の3種目に出場予定です。
 
 

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2008年10月 6日 (月曜日)

驚いたこと2つ

 一昨日は妻と2人でシベールアリーナで開かれた、大江健三郎氏の後援会に行ってきました。そしたら、開会後に現れたのは、井上ひさし氏。「皆様にお詫びしなければならないことがあります。大したことではないんですが、えぇ・・・・・」との出だし。
 聞けば、本人がまだ東京にいるとのこと、何が「大したことではない・・・」んだ。私は、井上氏の話しぶりにムカッときました。その後は、大江健三郎氏との思い出話しなどに終始し、井上ひさし氏の90分の講演が終わったのでした。最後は、客席からの質問に答える形で、平和憲法を守る意義について熱く持論を語ってくれました。
 まぁ、それなりに面白い話しでしたので、私は良かったのですが、憤慨した人も少なからずいたようです。この騒動は、昨日の山形新聞にも大きく載っていましたね。
 井上ひさし氏の人脈により、この先、日本の一流の文化人が大勢シベールアリーナに来るようです。楽しみです。
 ちなみに、シベールアリーナには、JR上山温泉駅が一番便利なため、ゲストの多くが上山を通ることになると思います。

 昨日は、IVY主催の第6回を迎える「地球の文化祭」が七日町でありました。朝7時30分に行ったら、既に多くのボランティアが集まっていました。大学生を中心に136人ものボランティアによって運営されるイベントに成長しました。
 私は、若い人の指図に従って、交通止めの整理要員として働いてきました。
 若い人が整然と働いている姿を見ていて、日本もまだ捨てたもんじゃないなと思いました。感動です。

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2008年10月 3日 (金曜日)

声なき声を聴く姿勢

 刷り上った「枝松直樹後援会だより」を手に今月先月末から配布・ポスティングをしています。一昨日は、生まれ故郷の牧野を2時間ほどかかって全戸配布。
 その中で、ある家から、柏木地区の清掃工場建設にからんで、市会議員は住民の声を汲み上げていないとのお叱りを受けました。
 彼によりますと、「今回の件では、地区会長は地区民の意見を体現していない。反対意見は封殺されてきた」というのです。地区内での自治というか民主的な合意形成ができていない中において、声にならない声をしっかり汲み上げるべき役目を果たしていないとして、私を非難するのです。
 最もな意見と思います。サイレント マジョリティー(silent majority)。「声なき大衆」という意味です。この反対の言葉に、ボーカル マイノリティー、「声の大きな少数者」という言葉があるようです。
 地区会長が必ずしも地区の意見を代表しているわけではない。行政も、地区への説明会と称して会長職や役員レベルだけに説明して同意を得ても、それが大方の地区の意思とは限らないということを肝に銘じておく必要があります。

 清掃工場の件では、「今頃になって」という思いを私は非常に強く持っているのですが、それでも、初期の段階で行政側がもう少し丁寧に地区と対話すべきだったとの思いがあります。

 今後、声にならない声を大事にすることを今まで以上に心がけていきたいと思いました。

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