天地人とやさしい人
昨日は山形地区野球連盟の納会でした。これで今年の野球シーズンは終わりということです。最近、少しずつ若い審判員が現れてきて、世代交代の兆しが見えてきたようです。大変結構なことです。
なにせ、審判員がいなければ野球は成り立たないのですから、プレーヤーの方々も恩返しのつもりで審判に加わってほしいものです。
さて、10月30日に米沢市で山形県・県民福祉大会が開かれました。来賓で挨拶した近藤洋介衆議院議員が天地人の話しをしたのですが、私は、それまで、天地人とは、「天の時、地の利、人の和」であり、この大事な3要素をしっかり整えれば磐石だと解釈していました。
しかし、実際のところは、天地人は、「天の時は地の利にしかず、地の利は人の和にしかず」という中国の孟子の残した言葉で、「しかず」とは「百聞は一見にしかず」の「しかず」ですから、「及ばない、かなわない」という意味になります。結局、人の和にはかなわない、人の和が一番強いという意味になるようです。私のキャッチコピーは、「人をつなぐ、人とつながる」ですから、相通じるものがあります。
この大会のゲストスピーカーは、あのテレフォン人生相談の加藤諦三先生でした。演題は、「やさしさが失われた時代」でした。
先生によれば、日本の家庭は、心理的に世界で最も崩壊している国だそうです。先進国の若者の意識調査の結果、「どんな時に生きがいを感じるか」との設問に、「家族といるとき」と答えた比率は、日本が21.3%、韓国が42.5%、アメリカが77.8%だったそうです。教育熱心な家庭で不登校が起きたり、ごく普通の家庭の子が犯罪を犯したりという現象は、家庭の中に心の触れ合いとか優しさが足りなくなっていることの現われとのことです。加藤先生によれば、やさしい人とは、相手の気持ちをくみとれる人だそうです。「あの人には何でも言える」というときの、「あの人」はやさしい人なのだそうです。
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