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2009年2月27日 (金曜日)

おくりびと

 おくりびとがアカデミー賞をとったおかげで、映画を見る人が急増したようです。
 私にも昨年暮れから先月にかけて上山での自主上映会の案内が、映画センターからあったのですが忙しくて対応できないため、ライオンズクラブに打診することをお勧めしたのでした。
 そこに今回の受賞ですから、チケット売りも楽でしょうね。4月4日上映に決まったようです。
 二日町のロケ地にも観光客がちらほら見受けられるようになりました。昨日も東京から来た人が写真を撮っていましたが、今日もお客さんが眺めていました。昨年からロケ地の看板は立っていたのですが、まさかこんなに話題になるとは思いませんでした。
 天地人よりこちらの方が効果があるようですね。

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2009年2月26日 (木曜日)

きれいな器をひと目見てください

 昨日からカミンで器の展示販売会を始めており、今日の午後は店番をしていました。器といっても、しゃもじやバターナイフ、箸などもあります。
 明日まで行い、土曜日は食・農・器をつむぐフォーラムというメインイベントを働く婦人の家で行います。吉村新知事も11時から12時半までいらしてくれるという話しです。
 昨日から展示しているのは、温海と真室川と上山の器ですが、匠の技といいますか、とにかく器、バターナイフや箸などの姿が美しいです。真室川のは、めずらしい縄で作った器です。縄を渦巻状に巻いて固めた物で独特です。
 ただ、器は5,000円から10,000円など高価なので、売れるのはもっぱら1000円程度の物が中心になります。値段が高いといっても、その分手間がかかっているので、そのことを考えれば決して値段が高いわけではないのですが、実際払う段になると見るだけになってしまうのです。
 100円ショップで十分間に合うと言い放って帰ったご婦人がいましたが、悲しい言い方です。不要な木として捨てられるか燃やされる運命だった木が、匠の手によりすばらしい芸術作品のような食器に変身するのです。
 是非多くの人に、梅の木、りんごの木、柿の木、胡桃の木、さくら、桑など多彩な木と出会ってほしいと思います。今週の土曜日、2,000円の入場料を払って婦人の家のイベントに来てください。お得だと思います。11時開会です。

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2009年2月23日 (月曜日)

農と業

 最近、講演会続きです。先週の金曜日は、シベールアリーナで佐賀県の百姓作家、山下惣一さんの講演会、土曜日は、婦人の家で、東北芸術工科大学の温井先生のまちづくり講座、そして昨日は、元上山競馬場アナウンサー、与那覇豊和さんの笑いと健康のお話し。そして今日も岩手県遠野市から講師を招いてのグリーンツーリズム講演会でした。また、明日は県議会130年記念の講演会で地方自治の講演会だそうです。
 こんなに勉強してまちのために活かせなかったら能力がないということで議員を辞めるべきなんでしょうね。「いいお話でした」で終わらせないで、形にすることが肝心なことであり、そうできるように頑張ります。
 山下惣一さんは、さすがに鋭い眼力で世相をばっさり。今まで農業がないがしろにされてきたツケが消費者に襲いかかる時代が到来したという意味のことを言っておられました。
 しかし、農家自身も時代の風潮に流され思考停止になっていたことも事実だと思います。
 昔農村では、「教育は家をつぶす。教育は村をつぶす」と言って、農家の長男にはあまり教育を受けさせないようにした歴史があります。また、一方で2男3男には「百姓は割が合わない。だから勉強して偉くなれ」と言ったりもしました。
 これからの時代のキーワードは、農であり食だと私は確信しています。山下惣一さんは、長い間、農業とは何かを考えてきたそうで、最近自分なりの結論に達したそうです。
 それは、、農とは金にならない部分(作業と言ってもいい)、業とは金になる部分(作業)で、農業には二面性があるということ。農の部分を持ちながら業として成り立つものでなければならない。農業こそ究極の地場産業である。
 そして、消費者も食生活において、身土不二の考え方を基本に、地元の農業を支えるような食生活を送る必要があると主張されておられました。 

 以下は、「身土不二.com」での身土不二についての説明です。

 身土不二とは、「人と土は一体である」「人の命と健康は食べ物で支えられ、食べ物は土が育てる。故に、人の命と健康はその土と共にある。」という捉え方です。
 『医食同源』とも根っこは同じです。明治時代の人は、四里四方(16km四方)でとれる旬のものを正しく食べようという運動のスローガンに掲げたようです。現代の日本でこれができたら、まずは最高の贅沢といえますし、出来る条件があるとすれば、農村地域のどこかでしょう。

  
 

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2009年2月20日 (金曜日)

住民サービスの自治体間格差

 昨日、山形市、上山市、山辺町、中山町の二市二町の議長・副議長・常任委員長・議会運営委員長の会合がありました。これは、別に合併を目的に集まっているのではなく、二市二町は清掃事務では広域事務組合を構成し、そのほかの行政分野でも何かと日常的に連携をしている間柄ですので、議会においても交流をし相互理解を図ろうと集まりを持ったのです。
 話題は、ごみ処理の有料化や観光連携などいろいろでましたが、合併については、山辺、中山はすぐにでも合併をお願いするとの姿勢を昨日も強く打ち出していました。
 しかし、山形市では話題にものぼっていないが現状です。上山市でも当面合併はしないというのが市長の考え方です。当面とは、いつまでかわかりませんが。
 山辺、中山は、上山を除いての山形市との先行合併でもいいというほど合併願望は強いと感じました。山辺町には斎場がなく、山形市に委託しています。中山町は以前から斎場があり、古くなったためこの度更新することになるそうですが、「合併していたら造る必要もなかったのに」と中山の議員がこぼしておられました。ちなみに両町には救急車も常備消防もなく生活の様々な場面で山形市に依存しているのが実態です。
 ですから合併には何の違和感もないということなのでしょう。

 さて、新年度から天童市では小学校6年生まで医療費を無料化します。これは、非常にインパクトのある施策です。
 隣接する近隣自治体にとっては、やっかいな問題とも言えます。なぜうちの市・町はできないのかと住民から責められることになります。突出した施策を打ち出されると、周辺自治体は煽られるのであります。自治体間競争の中で、ついていけない自治体は、落ちこぼれ自治体の烙印をおされることになります。
 自治体の住民サービスの格差問題は、住民の定住人口増加策ともからみ深刻であります。「上山市に生まれた不幸せ」と市民から揶揄されないように政(まつりごと)をおこなっていかなければなりません。

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2009年2月15日 (日曜日)

上山市女性の集い

 今日は第33回女性の集いに出席しました。
 去年までは市民会館で行っていたのですが、今年からエコーホールへ会場を移しての開催となりました。かつては、「地域の元気は、女性の元気から」がキャッチフレーズで、確かに熱気に溢れた雰囲気がありましたが、参加者がそのまま高齢化してしまったようです。
 それはさておき、恒例の記念講演は、上杉博物館学芸員の角屋由美子さんによる、「上杉景勝・直江兼続をめぐる女性たち」という講演でした。
 放映中の「天地人」は脚色し過ぎらしいですが、視聴率を稼ぐためにはNHKもやむを得ないというところでしょうか。もっとも400年も前のことですから証明できないところも多く、嘘とも言い切れないのでしょう。
 戦後時代の武将の娘は、好きな男性と一緒になることなどありえず、政略結婚を押し付けられるのが普通でした。
 今に住む私たちは、平和な時代を享受できることを幸せに思わなければならないと思います。
 戦国武将の享年比較。武田信玄 53歳、上杉謙信 49歳、織田信長 49歳、豊臣秀吉 62歳、徳川家康 75歳、最上義光 69歳、毛利輝元 73歳、上杉景勝 69歳、直江兼続 60歳、伊達政宗 70歳、宇喜田秀家 84歳。
 これを見ると、殺害された人を除けば、当時でも60歳以上は生きられたようです。もっとも殿様ですからね。今は人生80年、人生を大事に生きましょう。 

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2009年2月14日 (土曜日)

頭と身体を使って攻める農業~上山農業大学

 昨日、上山農業大学がありました。
 最初に、明新館高校の生徒の研究発表が2本ありました。おからの再利用の事例と食用ほおずきの研究です。
 現在大量に焼却処分されているおからを何とか再利用できないかと試行錯誤を重ねた結果、おから入り麺とおから入りトレーを開発した研究、そして昨年からまちづくり塾とともに取り組んでいる食用ほおずきの商品開発の研究でした。
 実業高校の本領発揮という内容で、上山の活性化に貢献し、いますぐビジネスにも活用できる内容の高いものでした。今後の展開が楽しみです。
 明新館の発表に続いて講演が2本ありましたが、何といっても朝日町のりんご生産農家の井澤寿一さんの講演は刺激的でした。
 上山の果樹生産農家に大きな刺激となったことでしょう。以下のその内容を列挙すると、

・お客さんが買ってくれる物を作ること
・ラ・フランスは生産者が食べごろを決めているが、それはおかしくないか?固いラ・フランスが好きな人もいるだろう。食べごろは消費者が決めていい。試食も、3段階くらいの熟度の物を出したらどうか。
・売るためには仕掛けが必要。仕掛けとは販売の戦略。
・誰をターゲットに売るかを考えないといけない。
・悪いものは売っては駄目。
・その地域での糖度やサイズなどの生産基準、出荷基準をつくらなければならない。そのために地域にまとめ役のリーダーをつくらなければならない。
・収穫してから売り先を決めるのではなく、6~7月頃に中卸人と交渉して決めておく必要がある。それは駆け引きで、時にははったりと度胸がいる。どのランクの果物をいくらでいつの時期に納品するか約束し、その約束を果たすことを何年か繰り返しているうちに、信頼を得て地域のブランドが定着していく。
・生産にかかる科学的なデータ、生産費などデータを販売ツールとしてきちんと把握し、売り込みの中で活用することが大事。(紅柿の糖度は高いもので何度になっているか?と井澤講師が問うたが、干し柿農家がいなかったのか会場で即答できる人はいませんでした)
・市田柿は台湾にまで行って売っている。どんどん試食させるなど仕掛けがすごい。

 などなど、従来のただ作って売る農家とは全くレベルが違う熱い情念が感じられました。
 人のつながり、相手の気持ちをつかむこと、情熱、研究、厳しさなど他の分野にも共通するキーワードがいくつもありました。
 まさに井澤さんは、りんごづくりのプロです。農家はいいものをつくるだけでは駄目で、販売まで手をかける必要があります。自分で作った物を自分で値段を付けて売る。それが農家の醍醐味と思います。
 しかし、1人では地域のブランドは作り得ません。朝日町はりんごの町で売り出しています。地域で取り組める態勢があるからこそ朝日町ブランドが確立できたのです。
 今、朝日町のりんごは、台湾、タイ、香港にも出荷しています。井澤さんは言います。「儲けのために海外に出ているのではない。地域の活力、生産者の活力や誇りにつながるから出しているのです」と。
 やはり優れた地域には優れたリーダーがいるのですね。

 上山の現状を映している典型例は干し柿だと思います。長野県飯田市の市田柿よりすばらしい食味の紅柿ですが、ビジネスとしては到底及ばない上山の紅柿。
 何とかしなければとつくづく思った農業大学でした。

 紅柿を使ったお菓子などの食べ方については明日以降に書きます。

 

 

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2009年2月12日 (木曜日)

羽州かみのやま桜の会発足

 ちょっと間が空いてしまいました。
 先週の土曜日は、女性センターファーラにおいて、国際ボランティアセンター山形主催の外国人のスピーチコンテストを行いました。毎日新聞と山形新聞には記事が載りました。
 私が審査委員長を務めたのですが、日本人は情に訴えられると弱い人種のようです。終わってから韓国の人に言われました。「日本人は苦労話が好きだからね」と。
 やはり、日本は、浪花節文化なのかもしれませんね。
 優勝したのは、中国から来た21歳の定時制高校生です。彼女は、中国で高校卒業1ヶ月前に母親の再婚のために無理やり日本に来ざるを得ず、高校を卒業することができませんでした。悔しくて悔しくて泣きながらの日本での生活が続いたようですが、今は公認会計士になるため、大学入学という目標に向かって頑張っているとのことでした。
 幸い、日本人のお父さんが優しくバックアップしてくれているようでした。

 月曜日は、「羽州かみのやま桜の会」の設立総会がありました。市報でも会員を募集したところ、個人が220人、40の法人・団体が会員登録してくれたそうです。何をする会かといいますと、桜による地域景観づくりを進める会です。映画「何処へ」の映像にあるように昭和30年代初期の風情のある桜並木を町中に復活させるとともに、市内のさくらの見所を巡るツアーも実施し、その管理もやってしまおうという団体です。
 上山市内には、名木・古木が多くあり、日本で上山だけでしか見られない、「信英桜」(シンエイザクラ)も三吉山の山頂近くにあるとのことでした。
 今年は、解説書を手に市内を観て回りたいと思います。

 

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2009年2月 6日 (金曜日)

元気な風展~食・農・器をつむぐフォーラム~

 2月28日に、地域の料理を味わいながら、語り合いなが、「食」と「農」と「器」を見つめなおす、元気な風展~食・農・器をつむぐフォーラム~を上山の働く婦人の家で開催することになり、昨晩打ち合わせをやりました。
 温海、真室川、鳴子、そして上山がそれぞれの地域の料理と器を持ち込み、結城登美雄先生(民俗研究家)と時松辰夫先生(木工デザイナー)のお話も聞きます。
 参加料2000円で、スモモの木で作った箸の記念品をもらい、試食を味わい、講演も聴けます。お得だと思います。
 上山のブースでは、果物を使った品々を出す予定で、皆さんに試食していただきます。
 昨晩の打ち合わせ会の中で決まった出品作は、
・りんごのたこ焼き風(たこの代わりにりんごが入っている)
・さつまいもと干し柿のかき揚げ
・干し柿のわさびマヨネーズ
・干し柿のぬた和え
・ラ・フランスのプディング
・ラ・フランスのクレープ包み
・りんごの春巻き
・大根のスチューベン漬け、などなど16品目でした。それぞれ個性があり、おいしくて意外性がありました。
 28日は、温海、真室川、鳴子からも食べ物のほかに、布の器や縄で作った器なども出品されますし、是非ご来場いただきたいと思います。
 温海の海、上山の山、真室川の川、海山川がそろいます。鳴子は今回特別参加ですが、来年は白鷹からも入ってもらい、県内4ブロックの代表地域でオール山形の食を構成できればと思います。
 この度の企画は、今年1年で終わるものではなく将来につなげるものです。
 参加チケットは今日から販売いたします。是非私までご連絡ください。
 
 

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