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2011年5月23日 (月曜日)

1000年ごとにやってくる巨大津波

 先週の金曜日に山形市内で開催された、山形南高校の同窓会総会に出席してきました。全員学ラン姿の現役の応援団が気合の入った応援のパフォーマンスを披露して満場の拍手を受けていました。
 私の高校時代は学園闘争の最後の時代と重なり、生徒会が力を持ち、自由な校風を求めて制服自由化の流れがありました。まず帽子がいち早くなくなりました。そして髪の毛を長く伸ばす者が多く、夏など色もののシャツが多く、足元は鼻緒のあるものなら何でもよしでした。サンダル、デカンショ、挙句は鉄下駄の猛者もいました。
 それに比べると、今の高校生は制服を着て一見まじめそうに見えますし、型にはまってしまっているのでしょうか。

 さて、5月19日付山形新聞の夕刊に、「仙台平野に弥生時代にも巨大津波」という記事が載っていました。その記事によると、東北学院大の松本教授の研究グループが2007年から仙台市若林区の沓形遺跡を調査、この4月に海岸から2.3~3kmの地点まで津波が押し寄せた痕跡を発見したとのこと。約2000年前の出来事です。
 仙台平野は西暦869年にも大津波に襲われたという古文書の記録があることから、1000年ごとに大災害に見舞われているということがわかったという記事でした。
 この869年の地震(貞観地震)については、東北大学の箕浦教授は、2001年に大学の広報誌の中で「貞観津波の襲来から既に1100年余の時が経ており、津波による堆積作用の周期性を考慮するならば、仙台湾で巨大な津波が発生する可能性が懸念されます」と警告を発していたといいます。(世界6月号)
 また、東京の独立行政法人産業技術総合研究所チームも2005年から貞観地震・津波について研究に取り組み、「同規模の津波が近い将来に再び起こる可能性が否定できない」という報告書を2009年にまとめ、原発の耐震性再評価の検討審議会で提起もされたそうです。(世界6月号)
 警告がなされたのに対応策が取られてこなかったということですが、この後も巨大な地震と津波はいずれ襲来することでしょう。
 日本中で災害に対する備えを再点検しなければなりません。自治体で行う防災訓練も恒例行事化していますが、実効性を伴ったものに変えていく必要がありと思います。
 

 

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コメント

はじめまして。
先ほどは失礼しました。
鈴木さんの隣の花烏賊(はないか)と申します。山形市芸術文化協会の事務局長をしながら、フリールポライターをしています。また、「憲法9条―世界へ未来へ連絡会」(略称=9条連)の山形県代表、東北連絡会代表を務めています。

29日、午前10時から、関西大学教授の野田正彰、中央大学教授の張宏波(チャンホンボ)、気象庁研究員の西村さん等との懇談会を、山形市民会館の小会議室で行います。私の友達を集めていますが、もしお時間がありましたら是非、ご参加をお願いします。

投稿: 花烏賊康繁 | 2011年5月24日 (火曜日) 午後 09時16分

はじめまして。
たまたまこちらのブログを拝見したのですが、偶然が重なったのでコメントさせていただきます。


その偶然とは、

1.父親が上山育ち
2.私の母校が山形南高校
3.私の現在の職場がこの日記で紹介されてる産総研

の3点です。

私自身の専門は活断層なのですが、山形盆地断層帯の論文も書いておりまして今後も地元山形の地震危険度も調べていきたいと思います。

投稿: なかむら | 2011年6月 1日 (水曜日) 午後 09時17分

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