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2011年6月13日 (月曜日)

直して使う文化を伝えていきたい

 今日、時計のバンド修理のため昔からやっている時計屋さんに行きました。今ではすっかり時代に取り残されたような店ですが、腕前は職人そのものです。
 普通の店なら新しくバンドを取り換えるところですが、大丈夫直るといって、トンカチでトントン叩いたりして500円で金具を交換してくれました。見事な仕事ぶりに感激でした。
 店の主によれば、「今では電池交換までメーカーに出すところもあるらしい」とのこと。直して使う文化は、日本の大量消費・価格破壊文化の中で消え去ってしまったのでしょうか。
 主いわく、「電波時計も故障すると大変だし、ソーラーも必要ない。電池式クオーツで十分だ。昔の時計は丈夫で長持ちしたっけな」と一言。
 店のショーウインドーには、黄ばんだキングセイコーなど往年の名品が新品のまま並んでいましたが、一体誰の手に巻かれるのでしょうかね。
 食べ物を含め物を大事にしない風潮に私は耐えられない気分です。そしてまた、この国から、時計屋の主のような職人が消えかかっていることが日本の未来への警告に思えてなりません。
 今日はいい仕事を見せていただきましたが、その後の続きがあるのです。修理の後にお茶を勧められしばし世間話し。そうこうしている内に、自転車で大工職人が通りかかり、私の顔を見るなり通り過ぎたのに引き返してきてお茶の仲間入り。
 地域で商売している人と生活している人とのつながり。これも大事なことです。

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