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2011年7月25日 (月曜日)

デンマークという国

 昨日行われた東根市議会議員の投票率は、前回より何と18%も下がり58%にとどまりました。今春の上山市議会議員選挙も前回より8%下がって60%でした。また、私が落選した県議会議員選挙(上山選挙区)も市議選と同様に8%下がって60%でした。4割の市民が棄権しているという事実を私は極めて深刻に受け止めていますが、各議員はどう受け止めているのでしょう。
 政治が市民から見放されているとは言い過ぎでしょうか?あきらめ、政治不信?

 さて、この問題の政治ですが、国政にも、地方政治にも今必要なのは「知」ではないかと思います。知力、知恵、考える力です。
 一昨日、東北芸工大でエネルギーシフトを考える勉強会に参加してきましたが、講師のデンマーク在住のケンジ・ステファン・スズキさんの講演に感動してきました。デンマーク人の無駄を排除した合理的な思考には驚かされます。家庭からでるゴミも資源として発電に利用しています。スズキさんにいわせれば、震災後の大量のガレキもデンマークだったら発電に利用するだろうとのことです。
 デンマークでは消費税率が25%ですし、国民負担率は71%になりますが、今年の納税率に関する世論調査では、減税賛成23%、現在反対64%だったそうです。デンマーク人は、「今幸せですか?現在の生活に満足していますか?」という問いに、幸せ、満足と答えた人の割合が世界一という国際比較のデータがあり、世界一幸せな国と評価されているそうです。
 そして、国民一人当たりの労働生産性も日本より高いのだそうです。
 日本とはあまりにも違うデンマーク。私たちの常識がデンマークでは非常識。
 エネルギー政策でも、次世代にツケを残さないように、原発に頼らず、水と空気を守りながら食料とエネルギーを手中に収めているのがデンマークです。
 もちろんデンマークでもすべてが万事上手くいっているわけではありません。離婚率が40%と高い、自殺者も少なくない、所得の格差も厳然としてあるなど問題もあるそうです。
 肝心の日本における脱原発、エネルギーシフトですが、日本には急峻な川があり、地熱があり、自然エネルギーでの代替のポテンシャルは十分持ち合わせているということでした。あとはやるかやらないかです。
 

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