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2011年8月31日 (水曜日)

深刻な放射能汚染

 29日に文科省が原発から半径100km圏内のセシュウム137の土壌汚染マップを発表しました。
 各紙の報道では、記者の知識が不十分なせいか書き方に差があるようでしたが、広範囲に汚染が広がっていることがうかがえました。。
 一番汚染濃度が高かったのは、大熊町の地点で1㎡あたり1545万ベクレルの箇所がありました。
 チェルノブイリ事故では、1㎡あたりのセシウム137のベクレル値で基準が次のように分けられていました。
 チェルノブイリで採用された汚染地域の定義:
 ・1㎡あたり148万ベクレル以上:強制避難ゾーン
 ・1㎡あたり55万~148万ベクレル:強制(義務的)移住ゾーン
 ・1㎡あたり18万5千~55万ベクレル:希望すれば移住が認められるゾーン
 ・1㎡あたり3万7千~18万5千ベクレル:放射能管理が必要なゾーン
 今回の調査結果でこの148万以上を超えていたのは34地点に上ったということでした。
 まだ公表していないデータもあるようですし、事態は深刻です。
 スウェーデン在住の研究者 佐藤吉宗さんは、「もう一度、このような原子力事故が日本で起これば、日本の国土の大部分は農業も居住もできなくなるという緊張感を持って、今後のエネルギー供給・利用のあり方を議論して欲しいものだと思う」と語っています。
 こんな危険な物質と背中合わせで暮らしていることを考えると、思わず背筋が寒くなると思うのですが。それでも電発を続けるのですか?人間の生存と原発を天秤にかけるほど原発は大事なものでしょうか。そろそろ目を覚ます時でしょう。
 核と人類は共存できないのですから。

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2011年8月30日 (火曜日)

TPP反対

 民主党の代表選、山形県から初の総理大臣かと期待したのですが叶いませんでした。5人の中でTPPに反対を表明していたのは鹿野大臣だけだったと思います。このTPPはあまり理解されにくい問題ですが、本質は日本の亡国へとつながる市場開放だと思います。
 菅総理は、TPPを「平成の開国」といい、前原誠司氏は、「GDPの割合で1.5%(第1次産業)のために、98.5%が犠牲になっている」と発言するなど本質をまったくはずした物言いにがっかりしていました。野田新総理もTPPに前向きですから心配です。
 TPPは、アメリカが主導する市場原理主義に基づくアジア戦略と考えることができます。中国を封じ込めるためのクサビの戦略であるとともに、関税の撤廃による日本市場の開放に照準があてられているのです。
 TPPに参加すれば、日本農業の崩壊はおろか日本社会そのものの崩壊につながります。農村に生まれたことを大切な価値として尊重するような社会をつくらなければならないと私は考えています。農村・田舎に生まれたことを不幸なことと感じるような価値観に未来はありません。
 TPP問題は、まだまだ情報不足のせいももあり議論が不足しています。今後とも注目していきたいと思います。

 昨日文科相が発表した放射能汚染マップについてはまたの機会に。

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2011年8月26日 (金曜日)

再生可能エネルギー時代の到来

 スウェーデンエネルギー庁長官のトーマス・コバリエル氏が今月18日に辞職し、孫正義氏が今月12日に設立した、自然エネルギー財団の理事長に就任することが報じられました。この財団は、孫氏が10億円の資財を投じて設立したのですが、パフォーマンスなのか本気度の現れなのか、一国の長官を引き抜くとは、さすがとしかいいようがありません。いずれにしてもこの先の展開が楽しみです。(この財団の英語表記は、Japan Renewable Energy Foundationで、日本語では、日本再生可能エネルギー財団と訳せそうですが)
 コバリエル氏の辞任は、在日スウェーデン大使館のホームページにも掲載されていますのでご覧ください。
http://www.swedenabroad.com/Start____4324.aspx

 昨晩、NHKで再生可能エネルギーの番組がありました。原子力を守るために自然エネルギーの比率を1%に押さえ込んできたこと、世界第3位の地熱の資源量を持ちながら活用を進めてこなかったこと。とにかく原発最優先で100%発電し、火力と水力で供給量を調節し、自然エネルギーは申し訳程度のお飾りという現状が番組の中で明らかになったと思います。国策が原発最優先ですから自然エネルギーの普及など進むわけがありません。
 これからは電力会社の地域独占がなくなり、スウェーデンのように消費者が電力会社や発電形態(水力・火力・太陽光・風力・・・)を自由に選べるようになるのでしょうか。デンマークでもそれぞれの家々で違う電力会社から電気を買っているは普通だそうです。それは私たちが携帯電話を契約するのと同じ感覚ですね。
 

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2011年8月20日 (土曜日)

震災被災児童支援プロジェクト

 心のケアをするための1泊2日の受け入れが昨日無事終わり、安堵すると共に疲れました。小学校2年生6人、3年生5人、4年生2人、5年生1人の14人と少なかったのですが、低学年が多かったせいか、手がかかり大変気苦労の多かったイベントとなりました。
 当初は13人の参加でしたが、仮設住宅に迎えに行ったところ、友達が出かけて取り残されるのが嫌で突然行きたいとの申し出があり、母親の了解のもと急きょ飛び入り参加があったのでした。
 子どもたちは自分の内面の思いを吐き出すと共に、新しいたくさんの思い出を持って帰ったことでしょう。天候もまあまあでしたし、受け入れ側の大学生ボランティア6人の協力もばっちりで成功したと言えると思います。
 それにしても、今の子供の聞き分けのないことといったら相当なものですね。これは震災とは関係ない次元の話です。被災児童ということで気を使って接したのですが、基本的な生活態度はしっかり教えていかないと駄目だと感じました。怒る場面ではしっかり向き合って怒ることが大事かなと思いました。

 いずれにしても、このようなイベントが続けられることは今後も必要だと思いますし、こまくさ分校も少年自然の家のように有効に活用されることはいいですね。また、地元の様々な技術を持った地元の方々の協力が組み合わさることによって素晴らしいプログラムができあがることを再確認した2日間でもありました。上山の持っているポテンシャルはすごいです。(もちろん温泉にも入ったんですよ。)

 この前テレビに福島県飯舘村の児童18人が4泊5日で上高地にキャンプに行ったとの報道がありました。松本市長の招きで行ったそうですが、飯舘村は上山市の場外馬券場がある村ですので、姉妹都市や友好都市にはなっていませんが交流のある自治体なのですね。上山市でなく上高地というところにちょっと違和感を感じたのでした。Simg_1422
仮設住宅4か所を回って子供たちを迎えに行きました。

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こまくさ分校に到着

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初めて採りたてのぶどうを食べた、「うまい、甘い」と歓声を上げていました。

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バーベキューは、最初に野菜を鉄板に上げて水をかけ、新聞紙を乗せて更に飛ばないように水をかけ蒸す。その後に肉を入れて焼くのがコツ。

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精神科医、桑山Dr.のワークショップも行いました。

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翌日は、山川牧場で乳搾り体験。写真は、手で牛に触り体温を感じているところです。














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2011年8月17日 (水曜日)

被災児童支援~心のケアプログラム

 まちづくり塾の飲食店改装の件で役所との打ち合わせもあり、ゆっくりした感じのお盆ではありませんでしたが、両親、兄弟、親戚などいろいろな人と語り合えて有意義でもありました。
 今日から、食用ほおずきの収穫も始めました。忙しくなりますよ。

 明日からは、1泊2日で、名取市の被災児童を上山に招いての支援プロジェクト~心のケアプログラム~を行います。小学生13名に精神科医、看護スタッフなど4名を加えて総勢17名を招待、蔵王こまくさ分校に宿泊しながら被災した児童の心をときほぐし生きる力を与えようという試みです。朝6時半に上山を出発し名取市まで迎えに行ってきます。小学校2年生から5年生までの子どもたちを迎えるのですが、精神的に不安定な状態にある子どももいると思われることから受け入れ側の私たちも緊張しています。
 主催者は、牧場を舞台に命の教育を行っている、蔵王教育ファーム協議会です。
 私は、事務局として名取サイドとつないできた立場です。

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2011年8月11日 (木曜日)

イギリスの暴動事件

 イギリスで若者の暴動が起きています。議会制民主主義のお手本と言われる国、紳士の国とも言われますが、なぜこのような傍若無人なことがあちこちで起きるのでしょう。
 かつてロンドンに滞在し短期就労していた経験から、イギリスは人種差別が定着している明確な階層社会と認識しています。
 犯罪面でも安全でおまわりさんも拳銃を持っていませんでした。パブも夜11時にはしっかり閉まって酔っ払っている者も目立ちませんでした。それが、7年ほど前に再訪した時には、ロンドンの落ち着きのあるしっとりした雰囲気でなく、アメリカナイズされた犯罪の匂いがする街に変貌していました。街角で肩がぶつかり若者グループから因縁をつけられそうにもなりました。ロンドンのど真ん中のリージェントストリートに面して、ユニクロが出店していたりしてびっくりしたものです。
 今回の騒ぎの原因は、旧植民地からの移民の格差に対する不満と、失業青年の不満が合体して起こったと報じられています。
 先月には、ノルウェーで銃の乱射事件がありました。これは移民政策に反対する右翼青年の凶行ですが、欧州型の社会を手本に日本型安心社会をつくろうとしている私にはショックな出来事が続きました。
 

 

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2011年8月10日 (水曜日)

山形市長選

 山形市長選挙に東京財団研究員の佐藤孝弘氏が立候補するとの報道がされました。
 東京財団は、笹川氏の日本財団が設立したシンクタンクで、佐藤氏は、岸参議院議員との候補者選考に敗れた大沼瑞穂さんとともに同財団の研究員になっています。お二人とも非常に優秀な方には間違いないようです。
 自分たちのまちを自分たちの責任でつくることを自治というなら、今回の市長選の選考は、自治の理念から離れていると思います。
 サッカークラブの監督を招聘してくるのと、首長を選ぶのとは次元が違います。遠藤代議士は、「最高の人材を選ぶことができた。・・・山形にもいろいろな人材にきてもらい、活性化のために働いてもらうことが大事だと思う」(8/10付け山形新聞)と述べたそうです。
 山形に住んだことのない若干35歳の元官僚がなぜ山形市の首長としてふさわしいのか私には理解できません。本当に県都山形市には人材がいないということなのか?推す側の自民党もここはしっかり考えてほしいところです。首長は議員とも違います。行政のトップとして住民の暮らしに直接責任を持つ、直接権限を行使する立場です。山形市民はどう判断するのでしょうか?第三の候補者を立てるのか、投票を棄権するのか?
 住民の意識、民度が問われていると言えましょう。

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2011年8月 6日 (土曜日)

国際成人力調査

 昨日から山形の花笠まつりです。何年かぶりに見に行きましたが、結構楽しめました。練習をしっかりした団体としないで間に合わせで出場した団体がはっきりわかりました。上山の場合もそうでしたが、議員とか役所の団体は出ない方がいいかもしれません。

 さて、国際成人力調査なるものに当たってしまいました。OECDが実施する「成人が持っている日常生活や職場で必要とされる技能(成人力)」を測定することを目的とした初めての本格的な国際比較調査で、欧米諸国や日本を含む26か国が調査に参加する予定とのこと。
 全国の16歳から65歳の男女1万人を無作為に選び、「読解力」「数的思考力」「ITを活用した問題解決能力」および調査対象者の学歴、職歴などについて調査するそうです。
  「成人力」の程度が、雇用状況や生涯学習への参加の状況など、個人の生き方に対してどのような影響を与えるのか、また、国の経済成長など社会全体にどの程度影響するかを検証するということであり、調査員が来訪し1時間半もかかって調査をするのです。宝くじなら大当たりで大歓迎なのですが。
 実際の調査は、はたしてこれで国際比較になるのかと思われる内容で、しっかり90分かかりました。お礼に3,000円の図書券をいただきました。

 今日、食用ほおずきの畑を3か所見てきましたが、昨年よりは良さそうです。今月下旬には収穫時期できそうです。Simg_1405

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2011年8月 1日 (月曜日)

さよなら原発

 昨日、原水爆禁止世界大会が初めて福島で開催されました。あいにくの雨の中、前段に屋外で県民集会を行い、デモ行進の後に会場を移して世界大会を開催しました。
 第五福竜丸の被曝者、チェルノブイリでの被曝者も参加、たとえ平和利用であっても核と人類は同居できないことが訴えられましたが、その中から印象に残った言葉をいくつかご紹介します。
 「福島県の人口200万人のうち20万人が放射能で避難生活を余儀なくされている。JRA福島競馬場のダートの砂と芝を取り換えるらしい。我々は競馬馬以下か」、「原発はメーカーが儲かる仕組みになっている」、「経産省と安全保安院は、同一人がピッチャーとアンパイアをやっているようなもの」、「減原発は許してはいけない策動である」・・・・
 原子力を取り巻く政官財の利権をめぐる癒着構造など暗部も次々と明らかになってきています。柏崎刈羽原発建設に当たっては、市長、村長、田中角栄、東電がつるんでいたことが分かっています。
 原発に批判的だった前福島県知事 佐藤栄佐久氏は、ねつ造された汚職事件によって辞任に追い込まれたということです。何と起訴した検事は、厚労省の村木局長を起訴した同一人物であったというから、何とも匂う話です。佐藤栄佐久氏の公式ブログをぜひのぞいてみてください。http://eisaku-sato.jp/blg/
 このようなことから察すると、マグニチュード9も、原発事故のレベル7の発表も訂正された数字ですし、裏があるのではと勘ぐるのも無理はありません。
 
 このあと世界大会は、広島、長崎、沖縄へと引き継がれます。そして9月19日には東京の明治公園で5万人規模の「さよなら原発」大集会を行うことになっています。

 なお、京大名誉教授の伊東光晴先生は、原発の代替エネルギーで当面有力なのは、LNGによる火力発電、そして地熱だと主張しています。自然公園法を改正して公園内に発電所を作ることができれば、火山国の日本で有力なエネルギーになるだろうと言っているのですが。

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