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2011年10月30日 (日曜日)

芸術文化の秋

 27日から1泊2日での東京出張の折、28日は正午前に研修が終わったため、午後に初めて上野の国立博物館に入りました。韓国の国立博物館やイギリスの大英博物館には行ったことがあるのですが、肝心の我が国の博物館には入ったことがなかったのです。敷地が広く、建物が大きく、国宝や重要文化財などの蒐集物が多いため食事の時間も入れると4時間も過ごしてしまいました。
 入場料が600円ですから安いものです。国宝の「聖徳太子絵伝」も見ることができました。
 エジプトやアンコール遺跡の出土品も何点かありました。国立博物館の敷地内にある黒田清輝の美術館は、残念ながら木曜と土曜しか開館していないので見ることはできませんでした。
 とうとう流れてきた歴史の中にしばし身を置いたことで、何となく心が豊かになったような充実感を味わうことができました。
 近くにある国立西洋美術館ではプラド美術館の協力でゴヤの特別展をやっていて大勢の人で賑わっていました。もちろん上野動物園は大賑わいでした。東京都美術館や上野の森美術館、東京芸大の美術館、国立科学博物館、東京文化会館(コンサートホール)など上野は芸術の森ですね。ところで公園内にある野球場が正岡子規記念野球場という名前だということを初めて知りました。明治20年前後に子規がここで野球を楽しんでいたそうです。

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2011年10月27日 (木曜日)

北杜夫さんの死を悼む

 今日は晴天で寒かったですけど陽が昇り始めたら実にすがすがしい朝に変身という感じでした。
 南小学校の子どもも、通学班単位でなく好きな者同士の自由登校のためか、天気がいいためか、みんな機嫌が良くていつもより挨拶が良かったです。声も大きいし。
 雰囲気って大事ですね。私たちも、やる気とかをよく問われますけど、やる気にさせる雰囲気、空気づくりが大事だと思います。

 さて、朝刊の地元欄は北杜夫さんの記事。北杜夫さんは、3年前と昨年、私も企画に加わった上山ゆうがく塾の講座で娘さんの斎藤由香さんと一緒に講演をしました。
 私の手元には、2008年6月22日と日付が入った、そして枝松直樹様と北杜夫さんのサインいりの「楡家の人びと」があります。非常にユーモアのある独特の語り口が頭に残っています。絵もお書きになっていたようで、スーパーマンの絵や戦争に反対する漫画チックな絵などが語り口と重なって印象に残っています。また、昆虫の標本蒐集も実際に見て驚かされました。傑出した人物はやはり自分の世界をしっかり持っているんだと感じます。
 車いすでの移動でしたが、上山に来ると元気になると斎藤由香さんはおっしゃっておられました。次の世界でどんな生活を送るのでしょうかね?兄の茂太さん、父の茂吉翁と3人とも精神科医。存在感のある家族です。
 心からご冥福をお祈りいたします。

 私は今日から全労済の監事研修会で東京出張、明日戻ります。
  

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2011年10月26日 (水曜日)

カンボジア洪水

 日本企業の進出が多いことからタイの洪水が連日報道されており、ますます深刻な問題になりそうですが、カンボジア、ベトナム、ミャンマーでも洪水の被害が出ています。
 私どものNGO・IVYが支援しているカンボジア・スバイリエン州での被害の模様がIVYのホームページに掲載されていますのでご覧ください。この被害に緊急支援するためにIVYでは募金活動を始めています。HP上で募金できますので是非ご協力をお願いいたします。
 聞けば、カンボジアのスバイリエン州での洪水は、他地域とは違い、上流からの増水が一旦海に入り、それがベトナムの河口から逆流してくるために起こっているということです。
http://www.ivyivy.org/cambodiasupport/pillar/post-16.html
 カンボジアでは、数年おきに旱魃と洪水が繰り返しています。以前の洪水の時に、洪水は上流部にあたる中国雲南省の開発・森林破壊などで地面の保水力が低下していることが影響しているという話を聞いていましたが、今回の洪水も単なる大雨だけが原因ではないようです。
 トルコでの地震もひどい被害ですね。災害の多い年です。

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2011年10月20日 (木曜日)

まちづくり塾改装中

 昨日、まちづくり塾の定例会をし、現在改装中の事務所の飲食店オープンに向けて話し合いをしました。11月の早い時期の開店を目指しています。
 まちづくり塾では昨年の6月から現在地に事務所を借りていますが、ここは8年間空き店舗でシャッターが下りていた建物でした。立地がいいので大家さんにお願いしたところ、「上山の活性化のために有効に使うならどうぞ使ってください」とのご好意により格安で借り受けてきたのですが、今般飲食店として再生することになりました。内装工事もひと通り終え、備品の調達、保健所の許可手続きと並行し、メニュー作りにと頭を悩ませているところです。
 まちづくり塾は、塾長が建具職人、2人の副塾長は電気屋と造園業、塾生には設計士もいるので、みんなの知恵を寄せ集めて成功させたいと考えています。
 カミン交差点の菊花展示も花が見事に咲いて、予想していたより綺麗に見えます。評判も良さそうで、市民の皆さんにも是非見ていただきたいと思います。来年以降、あのスペースをどのように使っていくのか、まちづくり塾としてひとつの例示を提示した格好です。

 夕方、中桜田のどんどん焼き屋さんに行ってきました。小さな建物ですが(写真)かなり繁盛している様子。注文して後は駐車場でか路上で待ち、出来上がるとマイクで呼ばれるシステムです。初めて食べたのですが、まずボリュームにびっくり。2本も食べれば飯の代わりになります。1本150円。ばあちゃんの手さばきも見事でした。どんどん焼きは山形ならではの食べ物らしいので、まちづくり塾の店でも出すことにしています。
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2011年10月17日 (月曜日)

バイオマス利用で地域経済革命を

 先週、東北芸工大の三浦秀一先生の原発に依存しないエネルギー転換の講演を聴く機会がありました。演題は、「東北を日本で最初の非原発地域へ、そして100%自然エネルギー地域へ」。
 原発は危険だから反対というのは普通の言い分ですが、その代案については反応はマチマチですし、代替エネルギーについても様々な方法論が提案されています。
 しかし、森林の活用、木材をもっともっと活用することについては何人も異論はないかと思われます。
 以下、講演の中から印象に残った点を記載してみます。
 東北は、寒冷地なので家庭用電気の使用量が一番多いのは1月をピークにした冬場です。つまり、暖房の熱源として利用しているわけです。電気を熱に変換するのは極めて非効率にもかかわらず、オール電化が普及してしまいました。2009年度の数字では、新築住宅の半分がオール電化だったそうです。
 電気エネルギーは、明かりとかモーターを動かすなど電気に向いているものに限定し、熱エネルギーは極力薪(ペレットを含む)を使うことにすることがこの先の大事なポイントになるようです。
 日本は、フィンランド、スウェーデンに次いで世界第3位の森林面積率を誇っているのですが、薪の利用はほとんどなされていないと同じです。日本が持っている最大のエネルギー資源は森林です。
 EU諸国では、熱エネルギーを電気で賄うことが禁止されている国もあるとか。
 北欧と東北は共通する自然条件、そして小さな山間の村など社会条件も似ているところがあるといわれます。デンマークは、世界一の幸福度の高い国と評されている国ですが、人口は550万人、面積43,094K㎡、東北は人口930万人、面積79,473k㎡。
 東北では、高齢化率の高さ、限界集落問題など住み続けていく地域条件が崩壊しつつありますが、森林資源を活用することが解決策になる可能性を秘めています。
 かつて、山の資源を使っていたときは山村は豊かでした。上山の古屋敷などは蔵のある家が軒並みでした。
 北欧では、住民が投資をして発電事業を起こし、雇用も創出しており人口も低下せずに暮らし続けている小さな村がたくさんあるようです。
 森林を有効活用することによって、エネルギー問題を解決し、山村の生活が経済的に維持されるとはなんと素敵なことでしょうか。山村に暮らすことで豊かな生活を得られるということです。地方と中央(都会)の大転換になるということ。
 地域経済振興の観点から(地域の経済革命のためにも)エネルギー問題を見直すことが大事だと実感した講演でした。
 ということで我が家にもペレットストーブが入ります。先だって、市に補助金申請したところ3人の枠に私1人だけでした。意識の転換がまだのようです。

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2011年10月10日 (月曜日)

カセ鳥の宴

 昨日、カミン交差点角の市有地に菊の花でカセ鳥を描いた「カセ鳥の宴」に最後の飾り付けをしました。上山市の花が菊なのに菊祭りはなくなるし、市民にとって菊が身近な存在になっていないのではとの疑念がありましたので、何とか菊の展示を工夫してまちなかに飾り付けてほしいと考えていました。
 しかし、これがなかなか容易なことではなく、この度、市当局から菊花展示の委託要請がまちづくり塾になされたのであります。
 まちづくり塾でもどうしたものか試行錯誤し、「カセ鳥の宴」を制作することにしたのです。材木の切り出しから皮むき、土入れなど大変な作業で、「もう二度と委託は受けないず」などと口走りながら作業を遂行したのでした。出来栄えはいかがでしょうか。実際に見ていただいて評価をお願いしたいと思います。
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 写真を見ておわかりでしょうが、企業の看板がとても目障りですね。城下町、温泉町、宿場町の上山市の羽州街道沿いの一番目立つところにこの手の看板はまったく似合いません。著しく景観を壊しています。企業の社会的な責任、良識が問われる問題だと思います。友好都市の飛騨の高山市の街並み、おわら風の盆の八尾町などがいい例ですが、企業も建物の調和にとても神経を使っています。市のまちづくりの方針が市民はじめ企業経営者に伝わっていない現れでしょう。
 統一感のない街並みは人の心も統一感がないことにつながると思います。

 今日、午前中本庁地区の運動会に出て、午後から朝日町の直売所にりんごの丸絞り機を見に行ってきました。1年前に立ち寄っていいなぁと思って、上山でもどうにかできないものかとずっと考えていたのです。列を作る繁盛ぶりでした。1敗150円。りんご1個で1杯です。2枚目の写真は絞った後のりんごです。果樹王国の上山、なんとかせねば。
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2011年10月 7日 (金曜日)

清河への道 新井英一

 今日は、夜の7時からシベールアリーナで新井英一さんのコンサートがあり、清河への道48番を聴いてきました。彼のコンサートは3回目ですが、毎回慟哭というか魂の叫びのような歌の迫力に感動します。CDでは何回も清河への道を聴いていますが、生で通しで聴いたのは初めてだと思います。48番を通して歌って50分くらいかかったでしょうか。汗びっしょりでした。61歳には思えない力強い声で自分の人生を歌い上げる姿が何とも頼もしい。48番を通して歌ったのは今年は今晩が初めてだそうで、年内中に静岡県で歌う予定があるそうです。
 過去2回は、彼はコップの焼酎をあおりながら歌っていましたが、今日は水でした。
 彼は日本生まれの在日2世ですが、数年前に帰化したとのこと。彼は歌の中で「過ぎた過去にこだわるより、未来を向いて進むのが人の道」と歌っていますが、実に前向きです。
 

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2011年10月 3日 (月曜日)

トラベルボランティア

 トラベルボランティアという言葉をご存知でしょうか。金沢市のマゼランリゾーツという旅行会社が、風評被害に苦しむ観光業界を立て直そうと、外国人の第三者の目で日本を見てもらい「日本は安心・安全だ」との正確な情報を世界に発信してもらうことを目的に行っているプロジェクトです。http://travelvolunteer.net/
 世界85カ国から1897名の応募があり、2名のイギリス人カップル(ジェイミーとケイティ)が選ばれ、9月15日から100日間で47都道府県行脚の旅に出かけてのです。
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 山形県では受け入れ市町村がなく最後まで決まらなかったようですが、熱心な上山市職員のお陰で上山市(9月30日)と蔵王温泉(10月1日)に1泊しました。
 受け入れ旅館は宿代をサービスし、ガイド・通訳も無料どころか個人の持ち出しですが、わざわざ寄ってくれ、情報を世界中に発信してくれるのですから投資としては安いものですね。
 上山市では市のサポートなしに、山形市在住のプロの通訳(片桐美穂子さん)、私、そして2人の市職員が個人的にサポートに入りました。宿泊は、月岡ホテルで引き受けていただきました。ジェイミー達は宿がいいと喜んでいました。
 さて、ブログですが、彼らが書いたブログは、こんにゃく番所の料理についてです。本物でなく本物のように作ること(fake)にいたく感激したようでした。10月1日付のブログを見てください。http://travelvolunteerblog.net/
 特に、ふかひれと鯨の肉のさしみには感動したようです。ふかひれと鯨の成分がまったく入っていないのかと重ねて確認されました。それは、guilt freeという言葉に表れています。ファットフリー(太らない)、グルテンフリー、カロリーフリーのほかに罪までフリーになる摩訶不思議なこんにゃくという食べ物は驚きだったようです。下線部分をクリックすると画面展開します。

And then we arrived at the beautifully manicured Konnyaku Bansho restaurant in Kaminoyama, Yamagata, and had both served to us in the same meal…

Except they weren’t. Like virtually everything else in front of us, they were not as they seemed; it was all made with the weird miracle food known as konnyaku (or devil’s tongue or elephant yam). We’re still not fully sure how it all works, but it seems that konnyaku is a fat-free, gluten-free, calorie-free, and – yes – guilt free substitute for just about everything. Along with the fake whale and shark, we had konnyaku tempura, konnyaku beans, konnyaku clam, konnyaku yakitori – it went on and on. It was really good too.

In the end we left the restaurant so bamboozled that we weren’t certain about anything any more, like Descartes on one of his darker days.

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