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2011年11月30日 (水曜日)

アントニオ猪木の対話外交

 世界12月号に、北朝鮮に22回渡航した経験を持つアントニオ猪木さんの北朝鮮外交についての「北朝鮮とは対話で勝負しよう」というインタビュー記事が掲載されています。
 猪木さんは、師匠の力道山が北朝鮮出身の在日だったということで、北に何度も端を運び、実際にピョンヤンでプロレスのイベントも行い、政府要人との人脈も太いパイプとのことです。
 猪木さんは、その中で、2002年の小泉首相の日朝首脳会談について次のように指摘しています。「あの時、拉致被害者を日本に一時帰国させて、その後、北朝鮮に一度戻すことをトップ同士で取り決めていた。しかし、その後、その取り決めを破って、北朝鮮に戻さなかった。・・・・これは国際信義に反することで、その重大さをどれだけ認識していたのか」。
 この主張は、加藤紘一さんはじめ多くの学識経験者も指摘していることです。
 1990年のイラク危機の時に体を張ってイラクへ出向いた話など、猪木さんの肝のすわった話し合い重視の外交姿勢はいいですね。見直しました。猪木さんがいうとおり、猪木さんのような人物をもっと外交で使ったらいいかもしれませんね。

昨日も書いた大阪都構想ですが、橋本氏は、「大阪府と大阪市と堺市を解体再編し特別区をつくる」としか説明しておらず、具体的なものは示されていません。中身について丁寧な説明もなく、それでも当選するのですからやはりすごい求心力です。大阪の閉塞感の裏返しなのかもしれません。
 前ニセコ町長の逢坂誠二衆議院議員は、「基礎自治体重視の観点からは、都に権限が集中し逆行した仕組みになる懸念はないか」、「自治の仕組みの変化は、住民生活に直結する極めて重要な課題であり、丁寧な議論を経ての合意が前提となる」、「今回の選挙結果は、大阪都構想実現に白紙委任状をもらったわけではなく、大阪都構想実現の議論に正当性が与えられたと理解すべき」と自身のブログに書いています。
 民意を得たとばかりに白紙委任状をもらったごとく、強引に事を進めることだけは避けなければなりません。

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2011年11月29日 (火曜日)

大阪の選挙をどう受け止めるべきか?

 大阪の選挙結果をどう受け止めたらいいか、私は大いなる不安を持ってみております。橋本氏の言葉は小泉総理と似ていて、刺激的で暴力的であり、時に論理の飛躍があります。
 「独裁者」という刺激的な言葉を逆手にとって利用するなど、小泉元総理ばりの演出で見事な勝利でした。
 大衆をあおって自分の味方に付けるポピュリズム型政治とは、物事を白か黒か、是か非かのように二分法的思考で敵を一元的に設定し、その構図を分かりやすい言葉で情緒や感情に訴えていくものらしいです。
 悪いのは彼らだ⇒彼らを排除すべきだ。例として、反公務員、反労働組合、反議会、反既成政党など。そして、住民に対し、擬似的な直接判断を求めるのです。そこには議論の省略があり危険な結論に陥る可能性が高いのですが、市民受けは良いのです。
 その結果、洗脳された市民はわざわざ有害な選択・自滅的な選択をすることがあるというわけです。
 今回の大阪府民・市民の選択は果たしてどうだったのでしょう?橋本さんもマスコミも、大阪都構想は信任を受けたと言っています。郵政民営化のときとパターンは一緒です。
 将来的には道州制に道を開くことにもなりそうな気配も感じます。現在、与党・民主党が進めている地方主権改革にも大きく影響を及ぼすことは明らかですし、いずれにしても混乱は必至でしょう。

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2011年11月28日 (月曜日)

まちCafeにおいでください

 今月13日から営業を始めた、まちづくり塾が経営する「まちCafe2011」 のスタッフとして働かなくてはならず週末は休めなくなっています。営業も宣伝不足のためか厳しいです。どんどん焼きは150円と買いやすい値段のため結構売れていますが、単価が安いので利益があがりません。チーズ入りどんどん焼きが好評です。200円。
 昨日、ラ・フランスと紅柿のジェラートを仕込みました。かなりおいしいです。ずばり250円です。是非足を運んでみてください。
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2011年11月27日 (日曜日)

柿酢

 一昨日は、天童市の村形先生宅を訪ねて、柿酢の作り方を教わってきました。柿の効能は広く知られているようで意外と知られていないようです。
 村形先生の酢は、「医者いら酢」と命名されているごとく、調べれば血圧を下げたり、抗酸化作用があったり、二日酔いに効いたり、まぁありとあらゆる効能が書いてあります。
 その柿酢を紅柿で作ろうと考え、先生の家を訪ねたのです。作り方は実に簡単。渋抜きした柿と穀物酢と中双糖を1:1:1の割合でポリのバケツに入れるだけで3か月で完成。
 平種無し柿で作った酢を実際飲ませていただきましたが、実に豊潤でうまかったです。ということで私も今日仕込んでみました。さてどうなることか。
 発酵させて作る方法もありますが、村形先生のやり方が簡単で失敗がないようです。発酵の方も失敗覚悟で一応仕込んではみました。
 昨日は、EM講演会で一日過ごし、今日は一日中、まちCafeで給仕をして過ごしました。
 村形先生の小屋の写真を付けておきます。最初の写真は仕込んで1ヶ月目の酢、柿が溶け出して形が崩れています。
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2011年11月23日 (水曜日)

まちCafe2011

 今日は、まちカフェでフロアスタッフとして働きました。
 女子大生4人が来て、いろいろなメニューを食べて飲んでくれましたが、その反応たるや、「これ超ヤバイ」の連発。ものすごくおいしいという意味です。実は、東北文教大学地域社会研究会の学生のゼミの一環で十日町の店を取材する企画が行われたのでした。来月17日にお城で行われるキャンドルナイトでその成果が発表されるとか。
 しかし、メニューが若い人の口に合って良かったです。
 売れ筋の一番はどんどん焼きですが、ほかのメニューをご紹介しておきます。
 チーズ入りどんどん焼き200円。普通のどんどん焼きは150円。食べるジュース200円。ラ・フランスのジェラート250円。トースト300円。水だしコーヒー400円。ベトナムコーヒー300円。ほおずき・べにばな若菜愛すクリーム250円。上山温泉たまご(平飼い有精卵)100円など。
 皆様方是非ご来店ください。
 
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我が家から見た昨日(22日)の朝の三吉山。Simg_1478






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2011年11月18日 (金曜日)

歯医者にいけない子どもたち

 昨晩、「歯医者にいけない子どもたち」というニュースを見て悲しくなりました。
 今各自治体では、子育て支援として子どもの医療費助成、無料化が拡充されてきております。天童市では、昨年の7月から中学3年生までの入院外来ともに所得制限なしで無料化を実現しています。山形市は、来年度から小学校3年生まで入院外来を無料化、なるべき早い時期に6年生まで広げたいとの市長の意向。上山市は今年の7月から6年生まで入院外来とも無料。尾花沢市では、今年4月から中学3年生まで入院外来とも無料。
 あとの自治体は調べていませんが、中学3年まで、6年まで、3年まで、就学前までなど格差が出ているようです。昨晩のニュースで取り上げられていたのは4歳まで無料という自治体でした。貧困のため、歯医者に行くのを我慢しているという内容でした。
 自治体の財力で住民サービスに格差が出始めています。生まれた場所によって、受けられるサービスが違うのは合点がいきません。
 自治体の財政状況が悪いために、税金が高く受けるサービスが低いのでは人口流出が進むばかりです。ここでも世の中が壊れていると感じます。

 このような日本とおよそ対極をなすのがブータンでしょうか。昨年、シベールアリーナで西永美恵子(元世界銀行副総裁)さんの講演がありました。「私たちの国づくり 雷龍の国ブータンに学ぶ」という講演会でしたが、その時GNH・国民総幸福量の話を初めて聞きました。
 以前からブータンは気になる国であったのですが、今回の国王の国会での演説を聞いて益々惹かれてしまいました。英語も上手でしたね。語学もリーダーにとっては大事な用件だと思います。

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2011年11月15日 (火曜日)

よみがえりのレシピ

 「よみがえりのレシピ」という映画を観ました。昨年、私も市民プロデューサーということでこの映画の制作を支援しましたので招待券をいただいたのでした。
 在来作物を守り続けている農家とそれを食材として創造的な料理を作り続けている奥田シェフ、それに学際的な理論を与えている学者・江頭先生のからみが織りなすドキュメント映画です。在来作物は栽培することがビジネスとして成立しない限り、連綿として受け継がれることは困難です。まぁ細々と自家消費用として栽培されることはあるわけですが。
 ビジネスとして成立するためには、消費サイドの需要が喚起される仕組みが必要となります。その一翼を担っているのが奥田シェフです。
 農家は何年も前から変わらない調理の方法で食べ続けることが多々あります。食生活改善運動や料理の講習会で目先の変わった調理法を習得することもありますが、コペルニクス的な発想の転換までは行かないと思います。
 その点、異業種の、それもイタリアンの着想で食材に接する奥田シェフの感覚は、農家にとっては驚きの連続です。別な料理のプロはまた別な食材へのアプローチをするでしょうし、そういうプロが生産地・生産者の近くに住んでいることが大事なポイントでもあります。
 いろいろ考えさせてくれる映画ですので是非ご覧ください。
 我が上山からは金谷の鏡弥次郎さんの「金谷ごぼう」が取り上げられていますが、映画全体からみると扱いが小さくてちょっと残念。
 

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2011年11月14日 (月曜日)

まちCafe2011オープン

 昨日ついに、「まちCafe 2011」が開店しました。かつての「みろくや」さんという菓子店舗だったところです。
 どんどん焼きが随分と人気です。山形市内には4~5店舗の専門店があるようですが、当店はそれに負けないオリジナリティーがあるどんどん焼きで、食べた人は先ずおいしいと言ってくれます。山形市が1本150円で出しているので、うちも150円にしています。チーズ入りは200円ですがお勧めです。
 次にベトナムコーヒーが珍しいのか注文が多いです。水だしコーヒーは、作る時間が5時間以上かかる代物で、一度味わっていただければと思います。
 有精卵の温泉たまごは売れません。たまごはマーケットでは手に入らない、平飼いの有精卵(受精卵)なのですが、売り方が下手なようです。作戦を考えます。
 ラ・フランスとりんごのジェラートを用意していますが寒くなったせいかあまり売れません。
 単価が安いので利幅が少なく上手くやらないとつぶれてしまいます。昨日は10時から開店セレモニーをやり、地元の上十日町の方や市長、商工会長さんにもおいでをいただきました。
 当面は、土日月の午前10時から午後5時までの営業となります。
 工夫を凝らして上山の良さを発信できるような店にしたいと思っています。人が行き交い情報が飛び交うまち上山を目指して。どうぞごひいきに。
  

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2011年11月10日 (木曜日)

日本の社会が壊れかけている?

 生活保護受給者が205万人になったというニュースが新聞各紙に載っています。昭和26年と27年に200万人を超えたそうですが、平成7年には88万人まで減ったのが、その後の景気と雇用情勢の悪化により増加し、特に働ける世代の受給者の増加が著しいとの解説です。
 私は、福祉事務所で採用時から連続11年間生活保護のケースワーカーとして働いた経験があります。今朝の読売新聞には生活保護の特集記事がありましたが、都内のある役所ではケースワーカーはワースト1の仕事だそうです。できれば他の仕事に替わりたいと思いながら毎日仕事をしているケースワーカーが多いのだと思います。
 私はその気持ちがよく理解できます。人の人生模様を見る仕事は.大変人生勉強になるのですが、暴力的な人もいましたし仕事はかなりのストレスを伴うものでした。
 貧困率の拡大に見られる格差社会、あるいは無縁社会などと表現されている昨今ですが、世の中が壊れてきているのではないかと思います。13年連続で自殺者が3万人を超えている現実もあります。それにTPPが加わればとどめになるかもしれません。
 ソビエトが崩壊し、ベルリンの壁が崩壊しましたが、資本主義が勝利したわけではありません。リーマンショック以降のアメリカ経済、昨今の欧州の経済危機を見れば分かります。
 企業から見た社会改革でなく、個人サイドから見た個人を大事にした社会の改革が望まれます。

 暗い話題を書きましたが、真室川町で元気なイベントがあり宣伝を頼まれているのでご紹介します。真室川の食と手作り工芸品が勢ぞろいするようです。
http://www.yume-net.org/uploads/smartsection/777_omote.pdf チラシ表
http://www.yume-net.org/uploads/smartsection/777_ura.pdf   チラシ裏
是非お出かけください。
  

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2011年11月 9日 (水曜日)

まちCafe2011開店準備

 まちCafe2011の試食会を過日の日曜日に行い、様々なご批評をいただきました。それをもとに改良を加え、今度の日曜日にいよいよ開店を迎えるのですが、いかんせん時間と予算の制約の中で連日苦悩しています。
 しかし、3人寄れば文殊の知恵の言葉どおり、話し合うことにより事は進んでいくことを実感しています。
 温泉たまごもメニューのひとつですが、市内の平飼いの有精卵を温泉でつくることにしました。交尾しなければできない有精卵、それに上山温泉のミネラル分が皮を通して入ることで、「命をいただく上山温泉たまご」ができあがることになります。たまご自体が高いのですが付加価値も高いと考えています。
 それから、山形B級グルメのどんどん焼き、何度も試食と試行錯誤を繰り返した後、山形市の専門店と対抗できるまでの味になりました。(自画自賛)
 13日午前10時に開店しますので是非おいでください。
http://kaminoyama-machidukuri-juku.jimdo.com/の中に瓦版第3号をアップしていますのでご覧ください。

 寒くなってきました。我が家ではペレットストーブが大活躍。一昨日には、朝日新聞の取材を受けました。自然エネルギーへの転換の特集を組むそうです。
 上山市では、ペレットストーブの普及に向け10万円の補助金3件分を予算化したわけですが、応募したのは私1人のみ。結局、2件を再募集する記事が11月1日付市報に掲載されていました。苦笑です。まだまだ普及は過渡期のようです。興味がある方は私までご一報ください。

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2011年11月 4日 (金曜日)

山村の地域振興とエネルギー問題

 今日から山形市で第48回護憲大会が開催された。全国から2,000名もの参加者だそうです。憲法を暮らしに活かす視点が大事だと強く感じます。

 過日の東北芸術工科大学の三浦先生の講義録をまとめていて、改めて自然エネルギーへの転換を進めていく必要性を感じました。それも環境への配慮などでなく、経済的に持続可能な社会生活の維持の観点からです。
 山村では限界集落という言葉も語られていますが、そういう地域にこそ自然エネルギーによる発電を仕事の糧として成立させる必要があると三浦先生は訴えているのです。
 通勤や買い物にも不便な山村で豊かに暮らすためには、自然から金を産み出すしかありません。それが、東北でいえば森林が金を産み出す資源になります。
 ただ開発が大手の企業に牛耳られれば、その地域の住民に所得をもたらすことはありません。ですからヨーロッパのように住民が発電設備を所有することが大事なことだということになります。都市に人口が集まり、周辺部は衰退が著しくなっている現状をどう打開するのか。企業誘致もままなりません。
 この問題への解決の糸口が、エネルギー問題を解決することとつながっていることに着目しなければなりません。
 つまりエネルギー問題は、都市と農山村の問題でもあったのです。特に原発ではそれがはっきりしていました。田舎でつくった電力を東京で使うのですから。
 ですから、日本の山村をヨーロッパのようにするとしたら、今の電力会社からの供給システムを変更しなければならなくなります。
 護憲大会でもエネルギーの分科会がありますが、どんな議論になるのでしょう。

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