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2011年11月15日 (火曜日)

よみがえりのレシピ

 「よみがえりのレシピ」という映画を観ました。昨年、私も市民プロデューサーということでこの映画の制作を支援しましたので招待券をいただいたのでした。
 在来作物を守り続けている農家とそれを食材として創造的な料理を作り続けている奥田シェフ、それに学際的な理論を与えている学者・江頭先生のからみが織りなすドキュメント映画です。在来作物は栽培することがビジネスとして成立しない限り、連綿として受け継がれることは困難です。まぁ細々と自家消費用として栽培されることはあるわけですが。
 ビジネスとして成立するためには、消費サイドの需要が喚起される仕組みが必要となります。その一翼を担っているのが奥田シェフです。
 農家は何年も前から変わらない調理の方法で食べ続けることが多々あります。食生活改善運動や料理の講習会で目先の変わった調理法を習得することもありますが、コペルニクス的な発想の転換までは行かないと思います。
 その点、異業種の、それもイタリアンの着想で食材に接する奥田シェフの感覚は、農家にとっては驚きの連続です。別な料理のプロはまた別な食材へのアプローチをするでしょうし、そういうプロが生産地・生産者の近くに住んでいることが大事なポイントでもあります。
 いろいろ考えさせてくれる映画ですので是非ご覧ください。
 我が上山からは金谷の鏡弥次郎さんの「金谷ごぼう」が取り上げられていますが、映画全体からみると扱いが小さくてちょっと残念。
 

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コメント

地域の在来作物にスポットを当て、それを活かす奥田シェフの活動から更なる広がりの可能性を追求している映画のようですね。食料自給率を単に量として論じるだけでなく、美味しくいただくレシピの観点から作物の消費を取り上げることで、農業生産はいやがおうでも増えていくことでしょう。是非見たい映画です。

投稿: 森の精 | 2011年11月15日 (火曜日) 午後 04時11分

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