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2012年3月 8日 (木曜日)

知らないと損をする世の中

 一昨日、児童扶養手当が所得制限で受給できないとの相談があったので知人宅を訪問しました。話しを聴くと本人の所得でなく、同居している扶養義務者の所得が基準を超えるために全額支給停止になるとのことです。
 そこで、問題の扶養義務者の源泉徴収票を見てみると、被扶養者がいないので算定基礎となる所得額が高く基準額を超えるのでした。
 問題は簡単でした。扶養に取れる家族がいるにもかかわらず扶養をとっていないのです。だから還付申告をすればいいわけです。そうすれば、過年度分の税金が帰ってくるは、児童扶養手当ももらえるはで一石二鳥になるのです。一件落着。
 さて、私こと、今日e-taxで税金の申告を行いました。私の場合は、収入の増減や家族状況の変化により、今までも家族の誰を扶養するかを妻と分担してきましたが、税という基本的な仕組みを知らないために不利益を被っている方はかなり多いと思われます。
 以前、市職員時代に、保育所入所の面接を担当していて、扶養を組み替えるだけで保育料が安くなる方には還付申告のアドバイスをしていました。
 そのことによって年間ん十万単位の支出が節約できる場合もありました。「扶養は旦那に付けるもの」と信じている奥さんも多いようです。
 行政当局は、大々的に節税キャンペーンなどしないかもしれませんが、保育料をはじめ納税額が様々な制度を利用する上で基準となっていることが多いので、単なる節税の範囲にはとどまらないのです。
 法の下での平等から言えば、「知らないと損をする」というのはどうでしょうか。知識がないと、この世の中、損をするというのが現状かと思います。世の中の仕組みが複雑すぎるのかもしれません。

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