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2012年5月31日 (木曜日)

「東京原発」を是非観てください

 今日は、5月の晦日、NPO法人の法人税申告の期限でした。まちづくり塾事務局長として、午前中に税務署、午後に村山総合支庁に行き、それぞれ申告を無事済ませました。税務署は昨日に続き2回目。
 決算から申告まで、長い期間の結構な事務量でした。これからは、法務局での役員の変更登記、市役所への申告と23年度事業報告の仕事があり、これで23年度分の事務が終了することになります。

 さて、昨日の野田総理の大飯原発の再稼働への前進発言に心が休まりません。そこで思い出したのが映画「東京原発」です。監督は、我が上山市出身の山川元、上山中卒の55歳です。松坂慶子主演の「卓球温泉」の監督でもあります。かつて上山の平和の集いで「東京原発」を上映しましたが、今観ることにすごい価値があると思います。(卓球温泉も上山ゆうがく塾で上映しました。いずれも私が推した企画ですが)
 以下は、ネット上にあった投稿記事ですが、一読ください。

 「映画「東京原発」。2004年の作品で、役所広司をはじめそうそうたる豪華キャストなのに、なぜかヒットしなかった。いやさせなかったのではないかとさえ思える作品です。
 福島原発事故以降にやっと明らかになったことが、この映画ではどんどん語られる。それも、現在進行形。まるで、福島原発を受けてつくったように。あの時、耐震性の問題や、津波は大丈夫かと、この映画の数字は正しいのかという議論さえもなぜ起こらなかったのか、起こさないようにしたのか、映画のなかでロシアが「日本はロシアよりも情報公開ができていない」と批判されているとの報道が出てくる。まさにそのとおりなんですね。なお、公式ホームページは、こちら、ttp://www.bsr.jp/genpatsu/ 」

 DVDもあるそうですから観てない人には是非観てほしい映画です。場合によっては、もう一度上映会をやってもいいかな。あまりにも今の状況に合致しているからです。
 大飯で事故が起きたら日本は終わりです。そんな危険な賭けをする日本でいいのでしょうか?首相が、「再稼働は私の責任で判断する・・・」と言っていましたが、一端事故が起きればとても責任が取れるわけがないはずですが。

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2012年5月29日 (火曜日)

小国のワラビは今年もうまかった

 先週金曜日から昨日まで忙しくて大変でした。
 週末は、総会続きでした。土曜日は、国際ボランティアセンター山形の総会と設立20周年の記念懇親会。名称をNPO法人IVYに変更し、仙台市に宮城支部を設立することが総会できまりました。団体のロゴマークも変更、新たなIVYのスタートとなりました。
 昨年の震災支援で決算規模が2億円の大台を超えました。海外の企業や国内大手企業からの大口寄付があったからです。それに伴い社会的な責任も大きくなっています。

 翌日の日曜日は、上山まちづくり塾の総会でした。私が事務局長のため、決算はじめ総会資料作成に膨大な時間を要し大変苦労しました。これから税務署への申告と県への届け出、法務局への変更登記などが続きます。

 昨日は、恒例の小国へのわらび採りに参加。毎年50名ほどの人が参加、2時間もくもくとワラビを採るのです。会費5千円と少し高めですが、十分元は取れます。
 昨日は、採り始めて40分ほどで雨が降り出したため1時間ちょっとで止めてしまいましたが、それでも20kg近くは採りました。そのワラビを今朝食べましたが、柔らかくてぬめりがあり、うまいこと、うまいこと。自然に感謝。

 

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2012年5月24日 (木曜日)

蔵王鉱山閉山50周年

 ここ1週間というもの、まちづくり塾の決算書作成、まちカフェの営業などで慌ただしく、ようやく蔵王鉱山の閉山50周年記念式典の記事を書くことができます。
 去る5月15日に小雨の中、猿倉の山の神様にて神事が行われ、レストハウスで懇親会が行われました。同窓会と同じようなもので、閉山50年ですから皆さん年配者ばかりです。若い人がいるなと思うと、2世で胸に父親の名前を書いたネームプレートを付けています。
 蔵王鉱山の採掘が始まったのは明治の初期だったそうで、大正時代から事業として硫黄の精錬が行われたと沿革には記されています。昭和27年には、従業員600名、家族を入れると1,200人が蔵王鉱山で暮らし、前途有望な企業として発展していたということです。
 しかし、昭和30年代に入り、石油の脱硫装置から硫黄を生産できるようになったことで鉱山は下火となり、加えて昭和37年12月24日に坑内火災が発生、火を消し止めることはできず遂に翌年3月に閉山となったのでした。
 私も、子どもの頃の記憶として、上山駅から蔵王まで索道(リフト)があったのを覚えています。
 参会者にとって蔵王鉱山は、心のふるさととして永遠に残っていることを感じました。本当に熱い思いでした。かっての労働組合委員長で今回の発起人代表の川口兼次さんは、「樹氷の蔵王、世界の蔵王という観光のうたい文句の中にこの歴史が没せられてはならない」と言います。

 この蔵王にもうひとつの逸話があります。それは、イギリス人のウイリアム・クラークさん(当時の英国航空の部長)と地元上山市の山岳家 阿部虎次さんの遭難の話です。昭和31年3月15日、蔵王のスキーコースの調査にないっていた2人が遭難し大規模な捜索隊が編成され、残念ながら遺体で発見された事件です。
 蔵王に冬季オリンピックを誘致するため、熊野岳から中丸山までの3000mのコース、そして蔵王鉱山までの900m弾丸直滑降コースをつくるという壮大な計画だったそうです。
 ロマンに満ちた話です。蔵王には、いくつものドラマがあるのですね。
 ちなみに蔵王エコーラインが開通したのは昭和37年です。今、蔵王の樹氷がだんだん消失しているとの研究結果がでていますが、改めて蔵王の有難さを感じた一日でした。
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硫黄の原石、真っ黄色


 
 

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2012年5月15日 (火曜日)

沖縄返還 そして原発再稼働

 今日は雨模様、蔵王鉱山閉山50周年記念行事にこれから出かけます。 その模様は明日以降にご報告します。
 今日は沖縄返還40周年ですね。この間県民の所得は向上し、経済的な基地依存比率は大きく低下しましたが、本土との経済・所得格差は歴然としていますし、基地問題は相変わらず。沖縄を日本の防衛線に位置付けることなど、原発を田舎に押し付ける構図と同じです。

 その原発ですが、昨日、大飯町議会が再稼働賛成の議決をしました。日々の住民の生活を考えるとむやみに非難もできませんが、この議決は「運を天に任せる」という類のものです。一端事故になれば、約50kmしか離れていない京都をはじめ大打撃となり、日本という国自体が国際的にも信用されない国になることでしょう。まさに集団自殺そのものではないですか。
 地震学者の石橋克彦先生は、浜岡原発は、「地雷原の上でカーニバルをやっているようなもの」と評し、浜岡の次に危ないのは、若狭湾だと指摘しているそうです。福島と同じ破局を迎えないといいのですが。

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2012年5月 7日 (月曜日)

自然に対する畏怖

 連休が終わり何か気分的にリセットできたような気がしています。
 どこに出かけたわけではなく、まちカフェで仕事をして過ごした時間が多かったのですが、曜日の感覚を持たずゆったり過ごせた連休でした。今日からは忙しくなります。

 関東での竜巻事故、ひどかったですね。被害の模様は津波をほうふつとさせるようでした。自然災害の前での人間の無力さを感じます。そのような自然に対し畏怖の念を抱かず軽く見る人たちが、原発の再稼動を主張し始めています。

 フランスでは、社会民主主義政党のフランス社会党のオランド氏が大統領に、そしてギリシャでは与党が大敗、その途端、ユーロ安になり円高で日本の株価も大幅下落。
 今日、小沢一郎氏が党員資格停止処分解除になることが役員会で決まりました。
 めまぐるしく動く世の中、しっかり自分というものを持っていないと流されてしまいそうです。
 
 

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2012年5月 4日 (金曜日)

戦争の清算をしなかったツケは大きい

 昨日は、憲法記念日でした。作家の高村薫さんが、朝日新聞阪神支局襲撃事件25年にからみ、朝日新聞に一文を寄せていました。
 その内容は、「日本は戦後、アメリカによって反共の砦として急ごしらえで民主主義国家に仕立てられ、日本国憲法で戦前の天皇制を否定した。一方で、300万人を超える国民を死なせたは戦争を清算せず、国旗・国歌も戦前のまま。国に背骨のようなものができないから、右翼も左翼も浮遊している。・・・・・過去の戦争を歴史化できていないから、靖国の問題や南京事件で、今ももめ続ける。・・・・・右肩下がりの世の中となり、現状に対する不満や憂いさをどこかで晴らしたい、成功した人や権力につく者を引きずり下ろしたいという破壊願望が社会に出てきた。そんな空気を代弁するような弁舌さわやかな言葉がもてはやされ、それに反対する意見はタタキツブセという雰囲気も感じる」
 
 昨日のブログで瀬戸内寂聴さんの「今の時代は戦争中より悪い」という言葉を紹介しましたが、日本は壊れ始めているのではないだろうかと懸念を抱かざるを得ません。
 
 戦争の清算をしないで曖昧にしてきたツケは、やはり大きいと私も感じています。
 物事の本質を射抜く論理的な思考の軸を持つことが大事だと思います。

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2012年5月 3日 (木曜日)

瀬戸内寂聴さんのストライキ

 瀬戸内寂聴さんが経済産業省の前に張られた脱原発のテント内で1日だけでしたがハンガーストライキをした模様がテレビに映し出されていました。89歳の高齢にもかかわらず、体を張っての抗議行動は視聴者にも感動を与えたと思います。
 寂聴さんの青空法話はすごい人気で、カリスマ的な方ですから、普通の人間がストライキをするのと比べ影響力が違います。寂聴さんの隣には、作家の澤地久枝さんも座っておられました。
 寂聴さんは、「今の時代は戦争中より悪い」と嘆いておられました。二度の原爆にやられたのに、フクシマの事故でひどい目に逢ったのにもかかわらず再稼働するなどということは、寂聴さんにとっては考えられないことなのでしょう。激しく政府批判を展開していました。
 そして、私も以前このブログに書いたことですが、寂聴さんも同じようなことをおっしゃっていました。それは、「次の世代につないでいく責任が私たちにはある」ということに留意する必要があるということです。
 やはり、知識人・専門家といわれるような物事を分かっている人は、考えていることを自分だけのものとせず、外界に向かって発信することが大事だと思います。

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2012年5月 2日 (水曜日)

安かろう、悪かろう

 最近痛ましい交通事故が目立ちますが、夜行バスの事故は起きるべくして起きたという関係者の指摘があるくらい、しっかりした運行管理体制をつくっていれば防げた事故でした。
 「安かろう、悪かろう」が出た事故ですし、市場原理に任せることの危うさを感じます。物事には、適正価格というものが必ずあるはずです。そこが破壊されると、あちこちに歪みが出てきます。
 過剰なサービスや無駄をはぶいたり、効率化によって価格を下げることは推奨されることです。しかし、安全をはぶいて価格を下げたり、労働者への賃金をカットして価格を下げることはあってはならないことです。
 こういう分野に労働組合がしっかりコミットすることが組合の役割でもあると思います。
 そんな中、昨日上山地区のメーデーが行われました。参加者はかつてとは比べるべくもなく少なくなっていますが、人間が人間らしく働く上で労働組合は必要な組織です。

 明日から4連休、花見も終わって穏やかに過ごしたいものです。

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