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2012年5月 4日 (金曜日)

戦争の清算をしなかったツケは大きい

 昨日は、憲法記念日でした。作家の高村薫さんが、朝日新聞阪神支局襲撃事件25年にからみ、朝日新聞に一文を寄せていました。
 その内容は、「日本は戦後、アメリカによって反共の砦として急ごしらえで民主主義国家に仕立てられ、日本国憲法で戦前の天皇制を否定した。一方で、300万人を超える国民を死なせたは戦争を清算せず、国旗・国歌も戦前のまま。国に背骨のようなものができないから、右翼も左翼も浮遊している。・・・・・過去の戦争を歴史化できていないから、靖国の問題や南京事件で、今ももめ続ける。・・・・・右肩下がりの世の中となり、現状に対する不満や憂いさをどこかで晴らしたい、成功した人や権力につく者を引きずり下ろしたいという破壊願望が社会に出てきた。そんな空気を代弁するような弁舌さわやかな言葉がもてはやされ、それに反対する意見はタタキツブセという雰囲気も感じる」
 
 昨日のブログで瀬戸内寂聴さんの「今の時代は戦争中より悪い」という言葉を紹介しましたが、日本は壊れ始めているのではないだろうかと懸念を抱かざるを得ません。
 
 戦争の清算をしないで曖昧にしてきたツケは、やはり大きいと私も感じています。
 物事の本質を射抜く論理的な思考の軸を持つことが大事だと思います。

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