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2012年7月 6日 (金曜日)

1988年と同じ低水準所得

 5日に発表された、厚生労働省の国民生活基礎調査によれば、2010年の1世帯当たりの平均所得は、1988年と同じ水準で538万円だったといいます。http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa11/dl/03.pdf
最も高かったのは、1994年の664万円で、今回との差は126万円です。所得の概念や補足の問題はさておき、所得のレベルとして22年前と同じだということに着目してほしいと思います。
 
 1988年といえばバブルの最中ですし、1994年といえばバブルがはじけた後ですが、国からの地方自治体への公共投資の押し売りが盛んに行われていた時期で、それなりに所得は確保されていたのだと思います。
 1994年をピークに所得は徐々に低下、1998年から下がり幅が大きくなり、小泉総理が登場してからは坂道を転がるように低下の一途を辿っています。
 明らかに、労働環境の悪化、非正規労働者の増加が今回の数字に表れているといえるでしょう。かつての70年代の「国民総中流」は崩れ、いまや6割が「生活が苦しい」と訴えているそうです。明らかに社会が劣化しています。自殺者は14年連続3万人を超えています。14年前といえば、1998年です。まったく所得が急速に低下した時期とぴったり一致です。
 こんな社会に誰がしたとボヤキたくもなります。今政治の劣化が叫ばれていますが、展望が見いだせません。私たちが、物事の本質を見抜く眼力を持たなければとつくづく思います。我々の力の無さの表れが社会状況、政治状況に反映されているともいえましょう。

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