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2012年10月17日 (水曜日)

契約組

 昨日、実家のある牧野に弔問に行ったら、契約組の方々が忙しく祭壇をしつらえていました。契約組は、冠婚葬祭じおける相互互助組織ですが、金銭的な余裕が出てきたこと、わずらわしさなどから消滅している過程にあります。私が住んでいる金生2地区でもなくなりました。
 生活が個人単位・家単位になっていますし、かつて農作業を共同でやっていた時のような、結や講という組織は時代の変遷の中でなくなるのもしょうがないことでしょう。
 牧野では、何年か前に村の夏祭りもなくなってしまいました。それは、面倒くさい、大変だということで、村のために一肌脱ごうという協力者が少ないからだと思います。
 もともと、農村の祭りは農業の生産と結びついていました。今、農業に従事する人が激減していますが、それでも祭りはひとつの娯楽として、あるいは地域住民の気持ちを一体化する場として存在する価値はあるはずです。祭りがなくなることは、明らかに地域の活力の低下につながります。
 住民が協力してひとつのことを成し遂げる、そんな共同体としての村を懐かしく思い出させる牧野での弔問でした。

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