« 体罰 | トップページ | 生きがい »

2013年2月 4日 (月曜日)

ロバート・キャパへの疑惑

 昨日のNHKの番組は絶対見なければと思って待ち構えていました。
 それは、作家の沢木耕太郎氏が、スペイン内戦の時にロバート・キャパが撮った「崩れ落ちる兵士」の写真が、実は愛人のゲルダが撮ったもので、倒れる場面は銃で撃たれたのではなく、演習中に斜面を走り、滑って後ろに転んだ瞬間だったという推理番組でした。推理といえども、ほぼ毎違いないという説得力のある番組でした。
 ロバート・キャパはこの写真で世界中にその名が知られることとなったのですが、それがでっち上げの写真だったというのですから、私にも大きなショックです。
 私は、高校時代に写真部に所属し、ロバート・キャパに傾倒していましたし、「安全への逃避」を撮った、沢田教一さんにあこがれて従軍カメラマンになりたいなどと夢を持っていましたから、この番組はショックでした。
 私がこの写真について聞かされていたのは、最前線の兵士を前から撮ったということは、キャパはその兵士の前に位置していたという、キャパの武勇伝でありました。
 しかし、キャパはその後第2次大戦でいい写真を撮りましたし、インドシナ戦争で地雷を踏んでなくなりましたから悪口を言うのは止めておきましょう。
 70数年後に真実を明らかにすることができたのは、最新のCG技術のお陰でした。科学技術に脱帽。

|

« 体罰 | トップページ | 生きがい »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 体罰 | トップページ | 生きがい »