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2013年3月 2日 (土曜日)

私たちは事実を知らされていない

 昨日は、山形国際ドキュメンタリー映画祭主催の3.11を忘れないための映画上映イベントに行き、まとめて3本の映画を観てきました。
 広島で被爆し、やけどを負って長崎に帰郷したらまたもや被爆する羽目に陥った、語り部山口彊さんの記録「二重被爆」、ビキニ環礁で被爆した船員の運命を記録した「放射能を浴びたX年後」、チェルノブイリ原発事故後の街の荒廃した姿を記録した「プリピャチ」の3本です。
 それぞれ強烈な物語ですが、これはフィクションではなく事実なのです。私たちは知らないことが多すぎると思いました。いや知らされていないと言った方が適切でしょう。
 昨日は、折しも、ビキニ環礁で第五福竜丸が被曝した日でした。1954年3月1日。アメリカは、ビキニで100回以上もの核実験を行い、多くの船員、島民が被曝したのですが、補償金はわずかで船主のみに手渡されて闇に葬られたしまったのです。山形県の船も被曝していることがわかりましたし、アメリカの内部文書では、風向きによって日本全体がすっぽり死の灰をかぶっていたことも判明しました。
 広島長崎だけでないのです。アメリカは何と罪深いことを繰り返すのでしょう。今現在も。そんな国に追随しなければならない日本の姿は哀れなものです。
 チェルノブイリ原発事故後の街の荒廃した姿を記録した「プリピャチ」は、詩人 若松丈太郎さんの「神隠しされた街」に出てくる死の街です。しかし、映画の中で原発の作業員が「冷却水の池にいる鯉は2万ベクレル」と話す場面がありましたが、昨日のブログに書きましたが、福島第一原発の港湾のアイナメは51万ベクレルでした。福島の汚染は相当深刻なようです。
 

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