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2013年11月30日 (土曜日)

「TPP断固反対」山形県民集会

 昨日は、{TPP断固反対}山形県民集会がビッグウイングで1700名の参加を得て行われました。出席した来賓は、吉村知事、山形県市長会会長の立場で市川 山形市長、自民党の鈴木衆院議員、阿部寿一衆院議員、県議会副議長以下自民党をはじめとする多くの県議、各政党の代表などなど。主催者も県商工会連合会はじめ21団体。もちろんJA関係者も。
 これだけの人が反対しているのに、情報を秘匿しながら交渉を進めている現実、この安倍政権を世論無視と言わずに何と言いましょうか。
 高い政権支持率と相反する低い政策支持率というギャップ。
 野党が頼りないからといえば、そのとおりですが、とりあえずの当面の行動目標は、TPPからの離脱と秘密保護法案の廃案です。

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2013年11月29日 (金曜日)

秘密保護法案、ノーを突きつけて廃案に

 今月27日付け北海道新聞の社説が的確に法案反対の趣旨を伝えていますので、そのまま転載しておきます。 

  

秘密保護法案、衆院通過 ノーを突き付けて廃案に(11月27日)

 

 国民の「知る権利」を脅かす悪法を数の力で押し通すとは、政府・与党の横暴というほかない。 政府が指定した機密の漏えいに厳罰を科す特定秘密保護法案がきのう衆院を通過し、参院に送られた。与党が採決を強行し、みんなの党が賛成、日本維新の会は棄権した。
 法案はきょう成立する日本版「国家安全保障会議(NSC)」創設法と一体で、安倍晋三首相が掲げる積極的平和主義に基づく安全保障政策を推し進める狙いがある。
 首相は最終的に自衛隊の海外での武力行使に道を開くことを目指している。両法制定はその第一歩だ。
 秘密保護法の危険は国民の身近な生活にも及ぶ。特定秘密と知らずにある情報を取得しようと、だれかと話し合っただけで処罰されかねないような怖さを法案は抱えている。
 国の行方から市民の日常まで深刻な危険にさらす法案だ。何としても廃案に追い込まなければならない。
 参院審議で問題点を徹底的に明らかにするとともに、国民が反対の声をより強く突き付ける必要がある。

 

平和主義踏みにじる
 首相は中国の海洋進出や北朝鮮の核・ミサイル開発を引き合いに「わが国を取り巻く情勢は厳しさを増している」と再三、強調している。
 積極的平和主義は日本が従来より踏み込んで米国の軍事力を補完する役割を担うものだ。日米同盟強化で中国などに対抗する狙いもある。
 国力低下で軍事費に多くを割けない米国にとっても首相の方針は好都合だが、日本と共有した軍事情報が漏れては困る。そこで日本側に求めたのが、NSC創設と秘密保護法制による情報漏れのない器づくりだ。
 首相はその完成後、集団的自衛権行使を認める国家安全保障基本法を制定し、自衛隊の海外での武力行使を前提に日米防衛協力のための指針(ガイドライン)を見直して日本の軍事的役割を強化する道筋を描く。
 その意味で秘密保護法は憲法の平和主義にも反する。国民主権や基本的人権の尊重と合わせ、憲法の原則をことごとく踏みにじる極めて悪質な法案だ。中国などの脅威を口実に制定することは認められない。

 

市民の活動も脅かす
 安全保障に関わる分野では一定期間、表に出さない方がいい情報はあるだろう。しかし民主国家では、そんな情報もそもそも国民のものだ。
 情報漏えい防止は現行法で十分にできる。仮に新法が必要だとしても米国との情報共有が狙いなら防衛分野だけで済むはずだ。だが法案は外交やスパイ防止、テロ防止分野も対象とし、取得にも罰則を科した。
 情報を独占し、権限を強めたい中央官僚が新法制定に便乗して秘密の範囲を広げ、秘密への接近にも予防線を張った。その結果、法案は広く国民を危険にさらす中身になった。
 一般国民は何が特定秘密で、だれが秘密を扱っているか分からない。だが法案は「特定秘密を保有する者の管理を害する行為」により秘密を取得すれば最高懲役10年を科す。
 市民団体が自衛隊基地の監視活動をした場合、監視対象に特定秘密が入っていれば「管理を害した」として罪に問われかねない。
 秘密の漏えいや取得をめぐり共謀、教唆、扇動すれば、実際に秘密が漏れなくても最高懲役5年となる。
 例えば避難計画策定のため原発情報を得ようとだれかと話し合ったり、だれかに働きかけたり、大勢の前で呼びかけたりした場合、その情報が特定秘密なら入手していなくても罰せられる恐れがある。

 

国民より国家を重視
 問題の多い法案を象徴するように森雅子担当相の国会答弁は揺れた。
 秘密指定が妥当か判断する第三者機関設置や報道機関への強制捜査をめぐる答弁は他の閣僚らと食い違い、「改善を法案成立後も尽くしたい」と成立後の見直しにも言及した。政府自ら欠陥を認めたに等しい。
 行政が際限なく秘密を指定でき、国会や司法のチェックも効かない。国民は何が秘密か分からないまま処罰される。政府・与党はこんな法案をわずか2週間ほどの衆院審議で力ずくで通過させた。
 国民の声を聴き丁寧に審議すると言っていたのはポーズだったのか。
 国民よりも国家を重視する安倍政権の本質があらわになった。
 国政調査権を侵害し、国権の最高機関である国会の地位を脅かす法案に唯々諾々と従う自民、公明両与党と、名ばかりの修正で与党にすり寄ったみんなの党や維新の会は「翼賛政党」と言われても仕方あるまい。
 野党第1党の民主党は法案に反対する一方で与党と修正協議も行うなど中途半端で、野党をまとめることもできなかった。もっと国民目線に立って政府・与党に対抗すべきだ。
 福島県での地方公聴会では与党の推薦を含む7人全員が法案に反対や慎重審議を求めた。異例なことだ。
 法案の問題点が浸透するにつれ、反対集会も全国各地で開かれ、札幌弁護士会もきょう、緊急の街頭デモを行う。こうした国民の動きを与野党とも重く受け止めるべきだ。

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2013年11月27日 (水曜日)

議会の意思決定と世論のズレ

 特定秘密法案が衆議院を通過しました。また、沖縄では、自民党県議5人が米軍基地の辺野古移設を容認に転じたと報じられています。
日本では、世論、つまり国民の意思が過半数を超える案件でも、議会では国民の意思と逆な方に意思決定されることがあり、このことはドイツの人には奇異に映るそうです。
 ドイツでは、3.11の事故の後、2022年までの原発廃止が決定されました。日本では、世論調査では、脱原発が過半数を超えるのに政府は原発推進を画策しています。政治に国民の意思が反映されていないということでしょう。
 間接民主主義、代議員制を採用しているのですから、国民の代表である政治家は国民の意思を代弁する立場にあるはずです。しかし、日本の現実はそうにはなりきっていないのです。
 小選挙区制の中での、死に票というのも大きな要因でしょうし、政財官の癒着構造も根源的な問題としてあるでしょう。また、マスコミの報道姿勢も問題でしょう。
 日本に民主主義が根付くのはいつになるのかと考えをめぐらしていると気が重くなってきました。

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2013年11月25日 (月曜日)

田舎から世直しを

 今日、「世界が食べられなくなる日」という映画を観てきました。23日から山形市のフォーラムで上映されていますが、是非多くの人に観ていただきたい映画です。以下が公式サイト。http://www.uplink.co.jp/sekatabe/blogparts.php
 この先の上映は、26日と28日が午後6:30から、27日と29日が午前10:00からです。
 脱原発と遺伝子組み換え食品(GM)をテーマにした映画です。原発もGMとも命を軽視している、命より金儲けを優先しているという点で共通しています。これにTPPが加われば最強です。

 先だって、2冊の本を買いました。ひとつは、「里山資本主義」。マネーゲームに毒された社会から離れて、里山から生活のあり方を提言する、目から鱗の本です。世の中の先端を走っていると錯覚している都市生活者とダサイ・遅れていると思い込まされてきた田舎者のどちらが豊かで生活満足度が高いだろうと疑問を投げかけています。
 もうひとつは、「スローシティ」~世界の均質化と闘うイタリアの小さな町~です。第1章のタイトルは、「人が生きていく上で必要なもの、それは人間サイズの町だ」であり、全体が反グローバリズムの精神で貫かれています。
 TPPとは、明らかに対極にあります。TPPに参加すれば、モンサント社の遺伝子組み換え食品も入ってくるでしょうし、日本の社会は悲惨な状態に陥ることでしょう。

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2013年11月22日 (金曜日)

日本は独裁秘密国家になるのか

 特定秘密保護法が可決される見通しです。
 福島原発事故にかかる「県民健康管理調査の闇」という暴露本が今年の9月に出版されました。同書では、福島県が、国と一緒になって秘密会議を繰り返しし、原発事故をなるべく小さく見せようと腐心した様子が描かれています。毎日新聞の記者氏の取材努力に頭が下がる思いで読みましたが、秘密保護法が施行されれば、この類の取材が著しく制限されるのではないかと懸念されます。
 この問題は、民主国家の在り方、根幹に関わる問題ですから、譲ることのできない問題です。だから、菅原文太氏や鳥越俊太郎、田原総一郎氏など多くの心ある人が反対の声をあげているわけです。それを、「アカばっかり」などとなじる輩がいるのですから、あきれるばかりです。
 特定秘密保護法の仕上げは、憲法改悪。いつでも戦争ができるように着々と外堀が埋められようとしています。
 TPP参加によって日本はアメリカに隷属することになることでしょう。
 とにかく、今、この国が心配です。

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2013年11月20日 (水曜日)

紅柿は上山の宝です。

 昨日、友人宅の紅柿を収穫して、柿酢づくりと湯抜きをしてみました。柿酢は、20Lのポリバケツにヘタを取った柿を並べるだけです。何も足さず、そのまま。後は時折かき混ぜるだけで、発酵を経て柿酢の出来上がり。6か月ほどで完成するのかなと思います。
 紅柿の酢は香りが良く最高の品質です。この酢を安定的につくることができればいいですね。昨年、山形大学に成分分析を依頼したのですがうまくいかず、今年再度頼んでみるつもりです。
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 それから、湯抜きの紅柿。これは傑作な一品です。
 ビニール袋に紅柿を入れ、37~38度℃程度のお湯を柿が隠れる程度に入れ、家人が入った風呂の浴槽にを先の袋を入れること14~15時間。その後、氷を入れた冷たい水に柿をさらします。普通の湯抜きは2~3日すると痛みが出てきますが、氷水に入れることにより1週間持つとのことです。甘くておいしい湯抜きの紅柿、アルコール抜きよりおいしいと思います。
 上山の旅館で出せばいいと思うのですが。紅柿を活かすことが大事です。
 今年の紅柿は、落葉病という病気が流行ったり、収量も少なかったりで、干し柿も少ないようでした。

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2013年11月19日 (火曜日)

TPPは日本をつぶしてしまう

 17日の日曜日に、鹿野道彦さんが主宰する愛山塾の第1回講座に参加してきました。講師は、東大の 鈴木宣弘教授です。演題は「TPPは今どうなっているか」
 TPPは、この時期になっても肝心の情報が隠されたままで秘密裏に事が進められています。今からこの秘密主義では、特定秘密保護法が施行されたら、戦前と同じことになるのではないですか。
 TPPによっていったい誰が徳をするのでしょうか。鈴木先生によれば、1%といわれるアメリカの富豪たち、そしてそれにつながっている、政治家や学者、マスコミだそうです。
 日本でも、大店法の撤廃、派遣労働の緩和などアメリカに右ならえです。
 TPPは、「失うものが最大で得るものが最小の史上最悪の選択肢」と強調されておられました。TPPは確実に日本をつぶすことになるようです。日本の経済がアメリカの1%に飲み込まれてしまう。
 全国各地で進められている、地産地消。学校給食でこれをやろうとしたら、ISD条項で自治体が訴えられることになります。自由な競争を阻害することはアメリカの大企業にとっては訴訟の対象になるからです。
 政府与党の方々、何とかしてください。選挙公約違反ですよ。
 
 

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2013年11月14日 (木曜日)

フィリピンの台風被害

 フィリピンの台風被害が心配です。私どもが関わっているNGO IVYの当初の活動の大きな柱が、フィリピンから大蔵村や朝日町に嫁いできた花嫁さんへの支援でした。
 私も、日本に嫁いだものの離婚して子どもを連れて実家に帰った花嫁さんたちの暮らしぶりやスモ―キーマウンテンなどのスラムの現状把握のため、何度かフィリピンへ行きました。
 山形のロータリークラブの寄付金をもとにスラムに移動図書館を寄贈したこともあります。
 フィリピンは多くの島から成り立っていて白砂の綺麗な海岸が多いため、家族で離島に出かけたこともありました。
 私どものIVYでは、今月からイラクのクルド人自治区へ流れ込んだシリア難民の支援に着手していますが、フィリピンも気がかりです。災害や戦争は、立場の弱い人のところへより大きくしわ寄せがいきます。まもなく、IVYのHPに募金のサイトが載るでしょうから、よろしくご寄付お願い申し上げます。

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2013年11月13日 (水曜日)

青森県黒石市の「こみせ」

 週末の土日は、青森県黒石市で開催された「第9回羽州街道交流会議」に出席してきました。土曜日の草木も眠る午前3時半に上山を車で出発、七ヶ宿町を経由して一路黒石へ。
 津軽は遠いです。そして言葉も食べ物の味付けも違い、宴会での歌や踊りもインパクトがあり過ぎて、異国に来たような感じを受けました。次回は、弘前の桜を見たいと思いながら帰ってきたのでした。
 さて、この街道交流会議は、昨年は上山市で「沢庵禅師と上山」をテーマに開催したのでしたが、今回はイザベラ・バードをメインに開催しました。
 黒石市には藩政時代の名残を残す街並みが残っており、中でも興味深いのは「こみせ通り」です。
 「こみせ」は、昔の商店通りであり、今でいうアーケードと同じで、強い日差しや雨風、吹雪から人を守る役目があります。しかし、「こみせ」の大きな特徴は、この通りが私有地だということです。
 買い物に来た人のために自分たちの敷地内にアーケードを作ったという、助け合い・譲り合いが形となった人情あふれる通りなのです。
 新潟地方では「雁木」という呼び名に変わりますが、上越市高田では総延長が15kmに及ぶそうです。
 黒石市のこみせ通りは、重要伝統的建造物群保存地区に指定されているだけあって、雰囲気があって見ごたえがあります。 また、側溝も綺麗に掃除がしてありました。
 私は、議員に出るときから、繰り返し景観整備の重要性を訴えてきたつもりですが、上山も景観整備に本腰を入れることが必要だと思います。金がなかったら、ないなりのやり方をして、見苦しい景観だけにはしてはいけませんね。

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2013年11月 7日 (木曜日)

日本中に偽装が蔓延

 とどまるところを知らない食品偽装問題。帝国ホテル、三越伊勢丹など業界を代表するホテルやデパート・レストランがこぞって偽装しているということは、日本全部が偽装しているといっていいのでしょうか。
 かつて長野県白骨温泉の偽装もありましたし、吉兆のつぶやき女将の偽装もありました。先だって、「福島原発事故 県民健康管理調査の闇」という毎日新聞記者が書いた新書を注文しましたが、この本では福島県当局の事実を隠ぺいする偽装が告発されているそうです。
もっとも、原発自体が昔から偽装の上に成り立ってきたことは明白ですので驚くこともないですが。
 数年前に、中国の下水から作る食用油の話しを聞いて度肝を抜かれたことがありましたが、日本も中国を非難する資格はないようです。
 食の安全安心、トレーサビリティという言葉がむなしく響きます。
 人間の良心をかなぐり捨ててまで経済を優先する風潮、これが蔓延しているのです。
 大人の世界がこれでは、子どもたちに健やかに成長してほしいと望むことは無理というものではないですか。学校の先生たちは、今回の事件を子どもたちにどう伝えるのでしょうか?

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